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拝啓わたしへ、男になりたかったですか?

結論、そんなことはない。

生理痛が信じられないレベル感だった&女子校在学で男性社会を知らなかった学生時代は、たしかに少し思っていた。生理の無い、電車で痴漢されない、丈夫な身体を持ってみたいって。

でも、大学の後半〜社会人になった辺りで全部ひっくり返りました。男性も痴漢されてたし、生きづらそうだったし。女に生まれてよかった。

だってSe劣等のINTJが雄として成功しようと思ったら、マッチョの研究者かエンジニアになるしか無いじゃん。学力だけなら医者になれるかもしれないけど、多分医局の人間関係や臨床には向いていないし、官僚や政治家はある程度出来るけど根回し力で負けるし、士業に必要な正確さも無いから。あと運動音痴は男社会のほうがより致命傷。舐められないように筋トレして、民間からエスケープするか遊軍的なエンジニアするかしか活路は無いと本気で思っている。

これが女のガワ被ってるだけで全然違うんですよ。恋愛では「男のシュミが分かるヤツ」になれるし、Se劣等でトロくてもある種の可愛げになるし、なんてったって男社会より女社会のほうが優しいから。

そして、INTJは女社会で不利か?これはある意味YESである意味NO。理由は女社会にしがみつかないから。そもそもINTJの求める幸福の形は、女社会で得られるソレではない。女子グループでつるんで仲良く、みんな一緒に、責任や悲しみを分散して横並びに生きていくという形に、INTJは心の底から1ミリも憧れることが出来ない。だからINTJは最初から女社会の土俵で戦わない。だから有利でも不利でもない。

MBTIでの「ぼっちランキング」ではINTPやISTPと並んで三傑の座を譲らないが、「ぼっち」=「避けるべきもの」として扱うのは他のタイプだけだ。INTJは孤独を必要とする。Teエンジンで社会的立場さえなんとかなっていれば、感情的繋がりはそこまで大事ではないのである(敢えて対立したいとは思ってないです。あくまで一人でいたいだけ)。

ゆえに、INTJは女社会と一定の距離を保ちながら生き続ける。そうなると、女社会に向いているか?向いていないか?ということはどうでもいい。勿論挨拶や最低限のコミュニケーションはしています。女社会が優しいというのがここで活きてきて、自分が悪者になることに耐えられるようには出来ていないSF女子の特性をいい感じに使わせていただき、周りからのフォローもちゃっかり受け取らせていただいています。

だから私の主観では「女に生まれてよかった!」なんだよね。INTJは女の方が向いてるよ。女楽しんでいこう。

ばいばい。

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