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帰国

帰国した。8日間?アメリカにいた。7:00集合、点呼、バスガイド、視察、買い出し、ミーティング、お客様支援、明日の予習、イベント準備、偉い人のアテンド。などなど。部屋に戻ったら同室の偉いオジサン(つっても40代前半)とバドライト飲み。ツマミはチーズとビーフジャーキーとポテチ。1:00AMまで語り合い。翌朝7:00集合。の繰り返し。毎日5時間寝れたのは良かった。シームレスに、とめどなく、高速で時が流れた。糸巻きをシュルシュル引っぱり続けるみたいに。noteの更新は諦めた。ちょっとスマホをいじる程度の隙間時間すら無かった。いや、あったかもしれない。トイレに篭るとか、睡眠を4時間にするとか…。でもやめた。無理せず、書くという日常を離れて、非日常を過ごすことを優先した。国内からメールも来まくったが、アメリカにいると日本の案件の現実味がなく、だいたい無視した。そのうち相手も諦めて、身軽になっていった。通常業務もやらず、家事も育児からも離れ、ヤフーニュースも読まず、文章も書かず。家族旅行とも一人旅とも違った非日常を走り抜けた。積み重なった複雑な日常の構造がぶっ壊れてリセットされた。雑念とか絡まってた思考がトイレに流れた。今、至ってシンプルな気分である。隙間時間にアセアセと、スマホいじったり、しなくなった。大事なことを見失わず、目の前の景色に集中すべきだなぁ。あとは、無意識に慢心してたことに、気付きました。限られた世界で忙しくしていると、自分頑張ってる、イケテルと思っちゃう。頑張ってるのは否定しないけど、世界は大きい。もっと頑張ってる人、驚異的に成長してる同期、優秀な後輩、尊敬できる偉い人。そしてアメリカという大国。あー、俺はマダマダだなァ。ゴチャゴチャな日常の中。無意識に置きにいってたな。もっと遠くに行かなきゃなぁ。と、しみじみ思ったのでした。大統領選挙の真っ最中だった。でも選挙期間、街は静かだった。選挙カーも、ポスターも、街頭演説も。ひとつもなかった。投票日も静かだったし、結果が出た翌日も変わらなかった。とても良いことだなぁと思った。帰りのヒコーキ、11時間。飽きるほど景色を見て、有り余る程、内省した。映画とかはみず。自分のiPhoneで好きな音楽、好きだった音楽をたくさん聴いた。ピアノマン、バイバイブルーバード、アメリカの恋人、ゲットバック、ゴールデンスランバー、されど私の人生、ミスタータンバリンマン、ライクアローリングストーン。フラニーとズーイも完読(2度目)。最後の畳み掛けるモノローグは、人生の心理と思います。帰ったら家族も暖かで良かった。息子には大谷翔平グッズ。娘にはギャビーズトールハウスとラプンツェル人形。妻にはノースフェイス、スタバのタンブラー、トレジョのエコバッグなどなどを献上。あとウォルマートで買った焚き火キャンドルってのが良かった。火をつける部分が木で出来てて、燃えながらパチパチ言うの。アバクロっぽい香りつき。今日は休日につき、荷物の整理、写真の整理や日用品の買い物。追加の内省。万年筆で筆記など。豊かな気分だけど、明日からまた日常に戻る。できるだけ見失わずに行きたい。きっと見失うけど、こーゆう気分を忘れないでいきたいですます。1341文字

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