元気があれば何でも出来る父と母
元気ですかぁぁぁぁぁぁぁぁ!?
今日は「父が若い頃、若かりし日のアントニオ猪木さんにスカウトされたのを断った話」をしまぁぁぁぁぁす!
いくぞーーーーー!
◆
私「最近さ、Twitterで流行ってるハッシュタグがあってさ…」
とある夜。
Twitterで見かけた『子供の頃怖かったもの』というハッシュタグのことを父に話した。
父「どういうのよ?」
私「映画とか漫画のワンシーンで怖かったのとかが多いかな」
父「リングの貞子とか?」
私「そういうの。あ、あとタイガー・ジェット・シンが怖かったって人もいる」
父「タイガー・ジェット・シンなんて、ド世代でしたわよ。私」
私「あら、そうでしたの」
などと話していると、父があ、と何か思い出したのか私を見た。
私「どうしたの?」
父「俺…」
若手時代のアントニオ猪木に、プロレスやらないかって言われたことがあったわ…。
私「…えぇぇぇぇぇぇぇ」
父「学生時代、友達のお父さんの伝手でチケットをもらって見たんだけど、試合が終わった後に運良く控室にお邪魔したことがあって、そのときに」
私「なんて言われたの?」
アントニオ猪木さん「君!いい体つきしてるね!身長も高いし、筋肉もあるし。プロレスやらない?元気があれば何でも出来る!(最後の一言は超絶誇張」
私「で、なんて返事したの?」
父「断るって言った」
_人人人人_
> 断 る <
 ̄YYYY ̄
私「で、猪木さんは?」
父「残念がってたよ」
元気なくしてるじゃん。アントニオ←
父「プロレスは好きだけど、やる側には興味なかったし。当時から、命がけのお仕事をするって決めていたから」
私「…なるほどなるほど」
父がプロレスラーになってたら、リングネームどうなってたんだろう?ゴンザレスとかかな。←
父「ちなみに、その日の試合にタイガー・ジェット・シンが出ていたんだけどさ、もう大暴れよ。サーベルは振り回すわ、場外乱闘になって客席のパイプ椅子を投げるわ…。俺、怖くて、席から逃げたもん。笑」
それは、全力で逃げて。
最後に、全く話は変わるが母も同じような経験があるらしい。
母「会社員してたときに、日活にスカウトされたことあるよ。社内用のプロモーションビデオに出たら、撮影に来てた監督から直々に」
私「日活って、ピンk…
母「じゃないほうじゃ。バカタレ」
私「で、なんて言われたの?」
母「女優としていけるから、デビューしませんか?って」
私「一応聞くけど、なんて返事したの?」
母「断る」
_人人人人_
> 断 る <
 ̄YYYY ̄
何この夫婦。