【全文無料公開特別号】むぎのマガジン vol. 26「これからパートナーは現れる？」
こんにちは。むぎのタロットのyukiです。このマガジンでは、毎週、公開を許諾いただいた鑑定事例の動画と、実際に返したお返事、カードの解説をお届けします。今回は、恋愛に関する相談です。
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解説動画
ご依頼内容
状況について
去年久しぶりに付き合った大好きな人と別れてしまい、年齢的に恋愛は難しいのかと非常にがっかりし少し鬱ぎみでした。
何とか少しづつ持ち返してますが、この先パートナーが出来るのか不安です。
長い事子育てと介護、仕事に追われてきましたがやっと自分の時間が持てる様になった時には年齢が難しいタイミングです。
この先のパートナーを見てほしいです
何を鑑定してほしいのか？
未来のパートナー
使った並べ方
3枚引き：フリースリーカード
3枚のカードを並べて、必要に応じてアドバイスカードを1枚で追加でひきます。3枚に独立した意味はなく、3枚のカードを総合して、質問に対する答えをだしていきます。
鑑定者の回答
前文
こんにちは。むぎのタロットのyukiです。この度はご依頼ありがとうございます。
大人になってからのお別れは、若い頃とはまた違う辛さがあるかもしれませんね。ご相談いただき本当にありがとうございます。
この鑑定で少しでもお力になれればとおもいます。
ご依頼内容としては「未来のパートナー」とのことですが、もちろん、パートナーができるかどうかも気になられる一方で、パートナーとのご縁を繋ぐためのヒントもほしいところなのかな？と思います。
そこで今回は
・現段階での今後のパートナーとの出会いの展望
・未来のパートナーに繋がっていくためのポイント
について鑑定させていただきます。よろしくお願いいたします。
鑑定項目その① 現段階での今後のパートナーとの出会いの展望
ペンタクルのクイーン、ペンタクルの４（逆）、ソードのキング
今はお気落ちも大きく、イメージがわきにくいかもしれませんが、今後素敵なパートナーとのご縁が十分期待できることをカードは告げています。
恋愛・ときめきというよりは、ずっと昔からお互いを知っていたような、恋人というよりも、家族の一員といっていいような心温まる関係と出会えそうなことをカードは告げています。ただ、その恋愛のためには少し思い切った決断や行動も必要となりそうです。
具体的にご説明します。
ペンタクルのクイーンは、将来を考えられるようなパートナーをあなたが受け取ることができることを示しています。その方はひょっとしたら、第一印象は対象外かもしれませんが、ゆっくりと時間をかけていくうちに、お互いがなくてはならない関係となり、いつのまにか、恋人を超えた家族のような大切なパートナーになっていきそうな相手と出会えそうなことを教えてくれています。関係としては穏やかで安定した優しい気持ちになれるご縁に恵まれそうなのですが、反面、ペンタクルの４の逆位置とソードのキングは、このご縁があなたの生活をガラッと変える決断を迫るものになる可能性も示唆しています。ひょっとしたら、このお相手と一緒になるためには、今住んでいる場所を離れることであったり、今のライフスタイルをガラッと変える決断をする局面が訪れるのかもしれません。そういう意味でも、あなたの人生を変えるような将来のパートナーとのご縁がこのさきありそうなことをカードは告げています。
鑑定項目その② 未来のパートナーにつながっていくためのポイント
ワンドの７（逆）、カップの８、カップの３（逆） アドバイス：吊るされた男
「自分にパートナーができる上で不利になる理由」を考えすぎないこと、本ものではない関係からはきちんと手をひくこと、幸せを外側にもとめないこと。この３点がポイントとなりそうです。
ワンドの７の逆は、年齢や状況など、あなたが「私にパートナーなんて無理」だと考える理由に目を向けすぎないことが大切であるようです。
少しお話しがそれますが、色々な方の恋愛の相談を受けさせていただいていると、20代で恋愛や結婚に焦りを感じている方もいれば、もっとお年を召してから恋愛を始めることに意欲的な方もおられて、結局のところ、「恋愛できる年齢」というのはその方のお気持ちの中にある相対的なものなのかなと感じることが多いです。大好きな方とのお別れや、これまでのご経験から、新しくパートナーを見つけることに困難を感じられるお気持ちもあると思いますが、「できない理由」を探し続けることで、気持ちを閉じてしまうことがパートナーとのご縁を遠ざけてしまうことになるとカードは告げています。
また、カップの８は、本当に大切な人との出会いのためには、「まがいもの」や「本当に大切ではないもの」から距離を置くことの大切さを教えてくれています。限られた人生の中で、いい出会いのためには、よくない出会いや、よくないご縁に「でも私を選んでくれる人はこの先いないかもしれないし…」と臆することなく、「私を大切にすることを思ったらこの関係にはNOを言おう」と決断ができることがいいご縁につながりそうです。
また、カップの３の逆は、「幸せ」はパートナーが運んでくるのではなく、あなた自身があなた自身で幸せになることが基本であり、幸せになったあなたのところに、それに見合うパートナーが訪れることを教えてくれています。
アドバイスの吊るされた男は、「焦り」が禁物であることを教えてくれています。今はお気持ちにどこか隙間があり、その隙間を埋めてくれる「誰か」を探すお気持ちが強くなっているかもしれません。そのお気持ちは人間として当然のことですが、その一方で、「パートナーがいない状態の自分」を不完全だと思って、自分を否定してしまったり、焦燥感にとらわれてしまっては逆効果だと教えてくれています。
焦らず、ご自身を大切にしていけば、必ずパートナーとのご縁があることをカードは教えてくれています。
鑑定全体を通してみると、ご自身でご自身の限界を作らず、ご自身を大切にされることで、生涯のパートナーとなるような大切な人との出会いがあることが示唆されています。ここまで一生懸命生きて、傷ついても愛したご自身をまずは癒されるとともに、少しずつ前に進んでいかれることで必ず道は開けるのかなと思います。
少しでもお力になれば幸いです。
ご依頼ありがとうございました。
今回の鑑定のポイント
問題の切り分け・情報の整理
ご依頼主様はそれぞれが独自の「前提条件」をお持ちです。特に年齢や恋愛に関しては「前提条件」を持っておられることが多いです。
例えば、20代で「早く結婚しないと」とご依頼する方もいれば、50代で「これからゆっくり結婚の相手を探したいんです」と依頼される方もいます。
それぞれに言えることは、「ご依頼主様の無意識の前提」をしっかりと掴んだ上で鑑定項目を設定することが大切であるということです。
このご依頼主様の場合には「パートナーと別れてしまった」こと以上に「もうこれからパートナーが見つかるような年齢ではないのかもしれない」というほうがお気持ちに大きな影を落としているように感じます。その気持ちを汲み取った上で、鑑定内容や鑑定項目に反映していくのがいいのかなとおもいます。
今回のご依頼主様の場合は、パートナーと（実は）直接関係のないこれまでのご依頼主様の来歴についても触れてくださっていました。これは、ご依頼主様がこれからの人生で楽しみたいことが「恋愛」であるにもかかわらず、その恋愛で失恋してしまったことへの悲しみと焦りが大きいことを表しています。
そのため、今回は、現段階での展望をお示しした後で、どうやったらパートナーに出会っていけるかという順番で対応をさせていただきました
出てきたカードについて
今回は未来のパートナーにつながっていくためのポイントとして、ワンドの７（逆）、カップの８、カップの３（逆） アドバイス：吊るされた男というカードがでてきました。
「つながっていくためのポイント」として、それぞれのカードをひいているため、それぞれのカードは「ワンドの７の逆みたいにやれば、出会いにつながりますよ。カップの８みたいにすれば出会いにつながりますよ」と言った感じで読んでいくことになります。
そうすると、カップの８（不要な縁からは離れる）というようなものは読みやすいのかなと思うのですが、カップの３の逆のように「関係性」をもとめているのにそれを否定するようなカードがでてきた場合は読みにくいのではないでしょうか。
各カードの意味
鑑定で使った各カードの詳細な意味は以下のリンクからご参照ください
鑑定項目その① 現段階での今後のパートナーとの出会いの展望
ペンタクルのクイーン、ペンタクルの４（逆）、ソードのキング
鑑定項目その② 未来のパートナーにつながっていくためのポイント
ワンドの７（逆）、カップの８、カップの３（逆） アドバイス：吊るされた男
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次回の配信について
次回は2022年6月11日（土）配信予定です。恋愛に関する鑑定の解説の予定です！また次回皆様にお会いできることを楽しみにしています！
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