:感想: 錯覚学ー知覚の謎を解く
2012年
著者:一川 誠
出版社:集英社
とてもワクワクする内容だった。
この本では、錯覚の中でも主に錯視を扱っている。錯視と言われるとルビンの壺とか、同じ大きさの円が大きく見えたり小さく見えたり、なんていうものを真っ先に思い浮かべる。しかしこの本では、それ以外にも例えば風景の中の錯視や、絵画に用いられる技法、カラーディスプレーの仕組みまで、あらゆる錯視が登場する。人が周囲を見て情報を得る仕組みは、本当に不思議だ。
似たような内容を扱った翻訳本を少し前に読んでいたが、より理解が深まったと思う。
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