センター試験の思い出など
寒くなると思い出したり、出さなかったりするのが大学受験、センター試験。その思い出など。
2018
進学校(広義)では、現役受験の1年前に、夜、東進で本試験を受けるのが通例になっている。この成績によって志望校に口を出されたり、東進に入塾を勧められたりする訳だ。
斯くいう僕は、このとき、ほぼほぼノー勉で、東大が5人出たら良い程度の学校で、京都大学志望だった。東大志望じゃないのは家出するためだ。当然、理科と社会を含めて900点満点だけど、いったんバカのフリをして3科目で申し込んだ。
1週間前に過去問を買って眺める。これは偉かった。当時は、同日は実力試しであって、形式に慣れるのはナンセンスだ、という世論が支配的だった。とはいえ、結局は来年に受けるし、傾向対策ありきで勉強した方が効率的なのは明らかだった。
授業中にパラパラ捲っていると、全科目(国数英)にハッキリとした傾向が見て取れ、特に国語は知識の要求が弱いから、一夜漬けでどーにかなりそーだと思った。前日にデカい本屋で売れてそうなのを買った。マドンナ古文と漢文ヤマのヤマだったかな。懐かしい。
2019
このときは、かなり追い込まれていた。進学に際する家出は、10年来の悲願だったからだ。
10月末に受けたマーク模試は600点も無かった。草。いや笑えないけど。そういう訳で、11月末から、猛勉強することになる。
最低旧帝は…という環境圧を感じながら、冬休みは毎日18時間勉強した。これは良いんだけど、1日1食3時間睡眠はやり過ぎた。本番の10日前に文字が読めなくなった。
そこから3ヶ月位は基本寝ていて、センターも二次も受けたんだけど、殆ど記憶がない。
2020
Amazon photosというクラウドサービスがあって、アマプラに入ってると無料で無制限に画像をアップロード出来る。これが、毎日、その日に上げられたものをリマインドしてくる。1年くらい前から毎朝見返しているんだけど、浪人の1年間はソシャゲの画像ばかりで笑える。
年末になると、自分の勉強記録が少し残っていて、それも日に日に目減りしていき、年明けを迎えることなく消滅した。たぶん、30分勉強するよりも、勉強時間が少ないことを認知する方が悪影響だから止めたんだろうな。
予備校で直前講習があって、かなり精度の高い模試を受けられるんだけど、数学は30〜40分で1ミス2ミスといった出来だった。何故か仕上がっていた。本番は途中退室しないから絶対満点だろう、いやそれ意外はあり得ないwと思っていた。
1回目の自己採点が710/900で、これをバンザイシステム(河合塾のセンターリサーチ)にいれると、東北大学経済学部だけC判定だった。これがCのボーダーだったので、710で押して通した。二次の方が得意だし、センター最後の年なので弱気な出願が増えるだろう、ということで、ここに決めた。
実質前期一本C判定のトランス状態受験。センターで失敗してるとは思えない。
ただ、落ちたら死ねばいいか〜と思ってから妙に気楽になって、アニメとか見ていた。
(余談)
1つ教訓めいたことを記すと、本番は最大値や期待値を取ろうとするのではなく、絶対に下回ったら困るラインを設定して、そこまでのミスは許容するメンタリティの方が良いと思う。特に数学なんかは、そういう余裕が却って点数を高めると思うので。(普段から、絶対防衛ラインを最小値で上回る勉強をするべきだが、いま言うことではないわな。)
(追記)
そういえば、センターの前日は、2年連続でニコニコのごちうさ1話にコメントした。昔は、一緒奈良素敵大が主流じゃなかったっけ。あと、試験終了後にDMMの誕生日クーポンでartistcg5本詰め合わせを買って5回シコった。2年とも。明るいな。
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センター試験と言えば１つ懺悔しなければならないことがあります。大学に入ってからというもの、受験とは無縁だったので、共通テストのことなんか一瞬も頭をよぎらなかったのですが、たしか2年か3年の時に、たまたまYouTubeで共通テストを自己採点している女子の配信が流れてきたんです。全科目渋かったのですが、古典が9点だったのだけは、今でも覚えています。古文ではないです。(5択で100点満点なのに?)古典は一夜漬けで9割取れますよwとか、予備校よりSOD行け！！とか書いてしまったの、良くなかったなと思います。大学にイジメられてたからね、しょうがないね。
(ほんとうのおわり)