
恩師の贈り物:「七転八起」の意味を考えてみた
こんにちは、MUERAです。
中学校を卒業する時、部活の顧問の先生から「七転八起」と達筆で書かれた色紙をいただきました。
その先生は部活の生徒一人一人に、個別の「贈ることば」を書いてくださったんですね。
私は卒業と同時に実家のある土地を離れたので、この言葉は恩師からの大切な'はなむけ'として、ずっと心に残っています。
今でも、何かミスをしたり、努力が報われずに気分が落ち込むようなことがあるとき、この色紙に書かれた「七転八起」という言葉を思い出します。
最近、改めてこの言葉の意味を調べていたら、「なぜ7回転んで、8回起きるの?数が合わない理由は?」といった質問をYahoo知恵袋などで見かけました。
たしかにそうですよね^^
語源には諸説あるようですが、私の中では常に、
「人生で何度転んでも、そこから必ず『プラス』を生み出せ」
という恩師からのメッセージだと捉えています。
7回転んで7回起きただけなら、プラスマイナスゼロ。
でも7回転んで8回起きるということは、プラスになるってこと。
つまり転ぶ前より何かを得ている、ということです。
たとえ「失敗」や「挫折」と思えるようなことでも、そこには必ず「ギフト」が隠れています。
そのギフトに気づけるかどうか、つまりその失敗を次に活かせるかどうかが、やっぱり人生において大切なのだと思います。
MUERA