「あらかわの風景~我が町の鎮守様・日暮里諏方神社」
日暮里・谷中の総鎮守「諏方神社」は「諏方」と表記されます。
信州諏訪神社の古い神社名と伝わっていて、全国各地に、この名称のお社が少なくありません。江戸末期に「諏訪」と書く旨が指令されましたが、そのまま「諏方」を使っているのは、所蔵する掛け軸に「諏方大明神」とあることによります。
上野から続く細い大地が、現在の西日暮里駅の切通しで一旦途切れます。
高台に位置する諏方神社は、富士山と筑波山を双方に見ることができる景勝地でもあり、日が暮れるまで見惚れてしまうという日暮里の由緒とも言えます。
谷中の寺町から続き、近くには実際に富士山を見ることができた富士見坂や太田道灌ゆかりの地が沢山あります。
最近は、ドラマのロケ地として、数多くの芸能人が撮影に来ることもありますが、夏になると「おすわさま」の夏祭りを、近隣の子供たちは楽しみに待っていたものです。
地元の鎮守様って、地域の人々には、大切な存在ですね!
いいなと思ったら応援しよう!
よろしければ、サポートをお願いします。
NOTEのスタートからの記事をひとつの成果物として、自主出版する費用の一部に使わせていただきます。