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「最果ての町の朝~北海道知床半島・羅臼町」

知床半島の東南側に位置する羅臼町は、根室海峡を挟んで北方領土の国後島と対峙しています。知床山脈から海岸線までが一気に下っており、平地が少ない地形です。
北側の斜里町には、オホーツク海に落ちる滝など、観光名所が多いのに対して、羅臼町は、名所よりも体感できるコンテンツが豊富となりつつあります。
 
根室海峡には、イルカやシャチが群生しており、観光船に乗車し観覧するツアーや日本有数の羅臼昆布を加工する体験など、海に触れあうコンテンツ作りを進めています。
北方領土が返還されると、根室海峡に囲まれた周辺自治体は、新たな観光コンテンツとして売り出すことができ、道東地区の集客も高まると思います。
北海道内においても、最後に残された聖地なのかもしれませんね。
 
2017年、北方領土返還の機運が高まりました。
周辺自治体に招聘され、旅行会社各社が視察を実現させました。
地元の方々の期待と旅行会社各社の考えが一致すれば、大きな可能性を秘めている場所と言えます。
 
生憎の雨降りの視察でしたが、厚い雲の先に知床岬が横たわり、また、訪れたいと思った朝の風景です!

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観光情報総合研究所 夢雨
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