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「ウェディングの先撮りの名所に~東京駅・行幸通り」

夕暮れが近づいてくると、どこからともなくウェディングカップルが出没してくる。長い時間カメラマンを前にして、ポーズを取っている姿を見ると立入禁止なのではないか、と錯覚に陥ります。

貸衣装をまとった、まるで疑似ウェディング、少しばかり食傷気味ですね!

東京駅から皇居まで続く行幸通りは、皇室行事が無い限り車両通行禁止の撮影ポイントです。丸の内駅舎駅前広場が完成したことによって、ここはウェディング写真の先撮りの名所になりました。
華やかな衣装を纏い、まるでドラマのワンシーンのように振舞うカップルを見ていると周りの方が遠慮気味になります。
この行幸通りは、2012年、丸の内駅舎の復原を契機に始まった「ミチテラス」、12月の風物詩となりました。通常は隊列行進をしながらイベントを見学する手法でしたが、2020年はコロナ禍を勘案して、自由見学となりました。(規模も縮小したように感じます)
そのため、ウェディングの先撮りは、その数が増したようにも感じるようになりました。
 
ライトアップやイルミネーションという夜景鑑賞は、その華やかさから数多くのお客様を集約することができます。しかしながら「映え」する景観は、「密」を発生させる要因にもなります。コロナ禍が完全終息した暁には、新たな手法を取り入れることも視野に入れねばならないとも感じます。

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