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「群生地の周りは大規模団地なり~千葉県八千代市・村上緑地公園」

「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるように、彼岸花は季節を分ける花です。
別名を曼殊沙華、サンスクリット語で「天界に咲く花」という意味らしいです。
血のような朱色の群生は、命の鼓動が聞こえるように咲き誇ります。
 
関東では埼玉県日高市の巾着田が有名ですが、このコロナ禍ですべてを伐採してしまっているようで、他の場所を探していたら、我が家から近い場所に群生地があることがわかりました。
 
千葉県八千代市、1975年頃に開発された村上団地の傍にある緑地公園、その中央部に20万本もの彼岸花が咲き乱れます。そのままの丘陵地、アップダウンのある群生地は朱色を俯瞰することも出来、ペットを連れた撮影会や狐面を持って和装する人など、ちょっとばかり日常から離脱できます。
また、クロアゲハが乱舞する姿も見ることも出来ます。
 
我が家から一時間強、こんな近い場所に非日常がある。
ウィークデーだというのにすごい人、やはりSNSの力は偉大ですね!
 
この朱色たちが終わりを告げると、秋色・冬景色と季節は変わっていきます。

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