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「往時の姿はいずこへ~台東区谷中のヒマラヤ杉」
谷中一丁目、江戸時代に三方地点と呼ばれた寺町の中に大きな傘のような 杉の木はありました。
谷中のヒマラヤ杉です。
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2019年の台風19号で枝が折れ、地域の台東区の保護樹林、景観重要樹木で あるこの杉の木を剪定せざるを得なくなりました。
2020年11月に数日かけて剪定された杉の木は、それまで青空に突き刺すように立っていましたが、向こう側のスカイツリーの姿を見ることが出来る、といった新たな命を得たようにも思えます。
コロナ禍によって、敷地内にある「ミカドパン」も閉店となりました。
動植物には寿命があります。
東京都内の有名な桜や銀杏並木も寿命を迎えて、伐採されるといった事例も多々聞くことがあります。
町の景観を左右する大きな問題、それを見に来るお客様にもきちんと理解してもらうことが大切ですね。
剪定前後の姿を地元の方々がしっかりと語り継ぐこと、地域の方々と来訪される方々が共通の認識を持つこと、継続することこそ、これからの谷根千には必要なのかもしれません。
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守るべきモノ・コトをしっかりと明示して、未来に繋がる観光地に進んで行って欲しいです。
我ふるさとですから・・・
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