「唯一無二の山岳観光ルート~立山黒部アルペンルート・大観峰」
立山黒部アルペンルートは、立山駅(立山黒部貫光)と扇沢駅(関電トンネル電気バス)を結ぶ全長37.2kmの世界有数の山岳観光ルートです。
1971年6月に全通し、その黒部湖を望む中間地点に大観峰があります。
ケーブルカーあり電気バスありとあらゆる交通手段に乗車でき、雪の大谷なる雪壁を通り抜ける大型バスの姿を見るために数多くの訪日外国人が訪れ、いずこでも日本語より外国語が聞こえてくるほどの観光地となっています。
一方で、ケーブルカーなどの輸送能力が脆弱な区間においては、そこがボトルネックとなり、人の渋滞がおきるという悪名高き観光ルートでもありました。
今ではコンピュータによる管理によって、大きな渋滞は起きていませんが、山岳地帯を通り抜ける観光地として、天候不順によって運休するといったことと絡めて、課題は大きいとも言えます。
本来であれば、室堂当たりで一泊し、満天の星空と富山の夜景を愛でるといった贅沢を体験したいものですが、ほとんどのお客様は、疾風の如く通り抜けていきます。
ゆっくりと滞在してもらう工夫も必要となってきていますね。
もし、長野オリンピックが無かったら、北陸新幹線がこの下をトンネルで抜けていたかもしれません。それが実現していたら、金沢は東京から一時間半ぐらいで到着できる観光地になったかもしれません。
たられば、ですが・・・
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