「置き去りにされた時間~第6章・新たな鼓動~長崎市・軍艦島」
1960年代には東京以上の人口密度を誇っていた端島炭鉱(俗称、軍艦島)は、1974年に閉山となり、長き眠りにつきました。
その眠りは2015年に「明治日本の産業革命遺産」の構成遺産の一つとして、世界遺産に登録され、島内の一部が観光ルートとして整備されたことによって、観光客が飽和の状態となっています。
世界遺産の登録は観光客を増加させることを目的としているわけではなく、保護・維持することによって、後世まで残すことを意図しています。
ただ単なる物見遊山の観光地ではなく、語り継ぐための場所であることを訪れる人々も観光に従事される方も意識しなければならないと考えます。
そのための事例として、軍艦島はあるべきであり、日々朽ちていく姿をいかに保護して守っていくかを地元の行政は、進めていくべきです。
国内には、そんな場所が沢山あります。
守り維持する観光、次世代に繋ぐ重要な課題を私たちは進めて行かねばなりません!
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タイトル「置き去りにされた時間」は、小生が学生時代から撮り続けてきた日本国内の炭坑町の歴史です。
第1章から第5章まではフィルムで撮影したもので、お見せすることができないのが残念です。
第1章(栃木県 足尾・1984)
第2章(北海道 夕張・1985)
第3章(北海道 万字・1985)
第4章(長崎県 髙島・1988)
第5章(岩手県 陸中大橋・2000)
第6章(長崎県 端島・2014)
Facebook~観光情報総合研究所 夢雨
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