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「ふと現れる城壁都市のように~岡山・湯郷温泉」
奥津、湯原とともに美作三湯のひとつである湯郷温泉は、今から1200年ほど昔、平安時代初期に白鷺が足の傷を癒している姿から開湯をされたと言われています。県庁である岡山市から北へ約50キロの位置にあり、平成の頃よりスポーツと温泉を融合した誘客に努めています。湯郷Belleのメンバーが女子サッカーの日本代表になったことからもスポーツとの繋がりが高いです。
また、美作市の誕生とともに家族で楽しめる温泉街として再出発、おもちゃを通しての街づくりを進めています。
山々に沿うように流れる吉野川に掛かる鷺湯橋から温泉街に入っていくと20軒ほどの温泉旅館が存在し、ジョギングロードをはじめとしたスポーツ施設と共存された姿は、中世のヨーロッパの城郭都市のような雰囲気も醸し出しています。
温泉街を一望にできる大山展望台からは、遠くに中国山地を望みながら雲海を見ることも出来ます。日本海と瀬戸内海双方の恵みも味わうことが出来るほのぼのとした温泉地です。
晴れの国、岡山の温泉地ですのでほとんど雪が降らないですが、北の向かうということだけで雪深いと思ってしまうのは、日本人の固定概念からでしょうか。
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