「探偵が愛したこの街で~北区西ヶ原・旧古河庭園」
旧古河庭園は、明治年間、陸奥宗光が購入し古河財閥の邸宅として作られ、洋館と西洋式庭園が都内においても珍しいものです。
バラの庭園と言われ、春と秋に色とりどりの花を見せてくれます。
西洋式庭園の隣には、日本庭園もあり和洋折衷の空間、もみじの赤が秋になると映えます。
ここ西ヶ原は、浅見光彦で一世を風靡した内田康夫さんが住んでいた場所、小説の中でもこの辺りの景観が記されています。脳梗塞でお亡くなりなった後も永遠の33歳、ソアラを走らせて、日本全国を東奔西走している光彦は、内田康夫さんの分身だったのだ、と思います。
田端から王子までの高台は、そんな探偵が愛した街です。
平塚神社の境内のお団子を今日も食べている姿を見ることが出来そうな気がします。
小説の世界と現実が交差する、そんな聖地巡りも観光のひとつの形になっています。
Facebook~観光情報総合研究所 夢雨
Facebookのページもご覧いただけますと嬉しいです!
いいなと思ったら応援しよう!
よろしければ、サポートをお願いします。
NOTEのスタートからの記事をひとつの成果物として、自主出版する費用の一部に使わせていただきます。