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「探偵が愛したお茶屋の秋~東京都北区西ヶ原・平塚神社」
中山道が本郷追分から分かれた西ヶ原の地に、日光御成街道の一里塚があります。
日本橋方面からは、その手前に内田康夫さんの小説に何度となく出てくる平塚神社、そして、参道の茶店、平塚亭つるおかはあります。
愛車ソアラで日本全国を飛び回る永遠の33歳、浅見光彦は、母上に言い訳をするときに平塚亭のお団子を買って帰るのでした。(ちなみにサザエさんも永遠の33歳です)
京浜東北線が崖下を走り、上中里駅の緩いカーブの上に平塚神社は鎮座しています。平安末期にこの地を治めていた豊島氏の本城、平塚城の跡地に源義朝三兄弟を祀ったお社です。
冬も深まってくると境内の銀杏が黄色の絨毯となってキラキラと光る姿を見ることが出来ます。
西ヶ原周辺の高台は、お屋敷町であり、お団子を買って帰るご老人の姿も、良く見受けられる場所です。
ドラマでは縁台が置かれ、そこでお団子を食べるシーンも流されていますが、ご覧いただくように、境内には縁台はありません。フィルムコミッションは、ある意味、人が手を入れたシチュエーションを作り上げますが、観光コンテンツとしての効果は大きなものですね。
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