年始早々、呪いの花瓶と化した話①
毎年3月だか4月のあたりになると
それはもう盛大にティッシュを消費していまして。
20代半ば頃に発祥した花粉症と
付き合うこと10年超。
毎年花粉の時期になると
「来シーズンが来る前に何か対策を…」
と強く思うのに
喉元過ぎれば熱さを忘れすぎる性格が災いして
対策どころか、
花粉が何月ごろにスタートするのかという記憶も怪しいし
何歳から花粉症だったのかもハッキリしないほど
スギ花粉のない季節を満喫。
完璧に花粉シーズンの辛さを忘れ去った状態で
毎年新鮮に花粉症に苦しめられ続けています。
苦しみをきちんと記憶し
花粉シーズン前に対策をしている人たちから
「舌下免疫療法」やら
「レーザー治療」やら
その他、何やら注射をして花粉症を低減させるというような治療や
Airdogがとてもいいといったことなど
色々な話を聞くにも関わらず。
アホ面で「へー!そんなすごい対策が!」と
なんとなく感動し
なんとなく帰りの電車などでさらっと検索し
次の週にはもう忘れているといったことを繰り返している愚か者。
なんだけど。
2024の花粉はすごかった。
他の花粉症仲間はどうだったか定かではないですが
私は本当にやばかったのです。
実家の山梨に向かう車内で
永久に鼻をかみ続け、体内のすべての水分が鼻から出るかと思うほど。
そして、基本的に毎年耳鼻科で薬を
処方してもらっているにも関わらず
どうしても我慢ができず、山梨の実家近くの耳鼻科に駆け込み
「今より強い薬はありませんか!?」と懇願しました。
「今の薬が結構強いのでもうこれ以上というと難しいですねー」
と、初対面の先生に言われた時の絶望よ。
大人になってからの発症だし
目は毎年そこまで痒くはならないし
私はてっきり花粉症ライト勢だと思っていたのに。
10年くらいの時を経て
立派な(?)花粉症に育っていたことを実感しました。
超不本意。
と、そんなことがありながらも
おそらく例年通りの中村であれば
6月には花粉のことなど忘れ、2月頃にテレビで
花粉情報を見てげんなりしていたに違いないのですが。
たまたま目標を設定する会にて
自分のノートに
「仕事のパフォーマンスを下げないため
花粉シーズン前に花粉対策をする」
という一文を書き記していた過去の中村がいたの…!
その一文がノートに残っていたおかげで
夏も冬も
「あーーーーーーそろそろ花粉のこと考えなくては」
という想いが
常に脳の0.5%くらいに常駐し続け
その想いを無視しきれなくなった12月、
耳鼻科でのレーザー治療(下甲介粘膜焼灼術)を
予約!!した!!んです!!!
もうこの時点ですっごく自分を褒めたい。
元来、病院嫌いで
できることなら病院を避けたい私が。
花粉症の辛さはもう大部分喉元過ぎ去っていて
「花粉症対策をする」という
目標に対する義務感だけしか残っていない私が。
毎年、花粉シーズンに入らないと
何も辛さを思い出せないハッピー脳みその馬鹿太郎が
事前に対策をするなんて。
えらすぎる。
自分ではもう褒めきったので
今度誰か褒めてください。
そんでもって
数ある花粉症対策の中で
なぜレーザー治療を選択したかというのは
薬以外
時間があまりかからなさそう
医療保険に加入しているので手術だと保険が下りる
想像つかないので体験してみたい
近場(自転車10分圏内)でできるところがある
といったところ。
1番は「近場でできる」というところかもしれない。
自転車大好き族としては
できることなら車も電車も使わずに行けるのであればそこがいい。
ということで、近場でレーザー治療をしてもらえる
耳鼻科を見つけた中村。
レーザー治療を前提に初診に駆け込んできました。
耳鼻科の初診の話に入るまでに
結構長くなってしまったので続きはまた次回。