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# 1 3kmのように遠い 3m  4. 自分を知る - やる気が起きない編 -

ようやくここから本編です。

私の4年前の状態から
はじまります。



NG 空間


ウーラが覚醒し
エルたちとのコミュニケーションが
はじまった時には

もうすでに、ウーラと二人で
蜂蜜屋さんを開業していました。

お店として借りていた物件は
長屋のような、奥に長いつくりで

手前の路面側がお店でした。

店舗スペースは4〜5人のお客様が
やっと入れるくらいの小さいお店でしたが

路面側はガラス張りで明るく
真っ白な壁に真っ白な販売台で統一したので

化粧品屋さんとよく間違えられるような
清楚でシンプルなお店でした。

ちなみに
ウーラが常に浄化してくれていたことが
関係してるかもしれませんが

波動がとても良いお店だと、
車で通りがかった知人がメールをくれましたね。

地元には
ウーラのような不思議な知人が
チラホラいるのです。

そしてその裏手は
パーテーションで区切り
12畳ほどの作業スペース。

一番奥は、壁で区切られていて
8畳ほどの事務所兼寛ぎスペースでした。

この間取りが
問題点を克服する最初のミッションと
関係があるので少し詳しめに説明しております。

築50〜60年程の
鉄筋コンクリートの雑居ビルで
いい感じの古さが気に入っていたのですが

唯一気がかりだったのが
奥に行けば行くほど陽がささない点。

私たちの地元は
昭和時代に栄えた観光地ということもあり

両サイドに建物がせめぎ合っていて
窓はあっても、奥へ入ると真っ暗。

作業スペースは店舗との間を
半透明のパーテーションで区切っていた
のでまだ明るさがありましたが

一番奥の事務部屋は
壁で隔たれていて穴蔵のような暗さでした。

そんな穴蔵でも
ソファを置いたり植物を飾ったり
工夫して居心地はよくしていたので

この事務部屋で人知れず
雑談とコーチングトークが
繰り広げられいたのですが

この一番奥の事務所は
エルからNGが出ていた部屋。

奥に行けば行くほどエネルギーが
重くなっていくらしいのです。

右端の「C.事務」が真っ暗な重い部屋

やはり陽が差し込まないからなのか、
一番奥だからなのか、理由はわかりませんが

やる気が起きず
私が発動しない理由の一つらしく

せめて事務仕事だけは
B作業場に変えな方がいいと
エルが助言をしてくれたのです。



やらないための言い訳


しかし
私はまったく移動しようとしなかった。

移動せずに、どうにかやり過ごせない
ものかと。

寒いのにわざわざ移動する意味が
あるのかと聞き返していたくらいで。

駄々をこねていたわけです。

時期は冬で
ガラス扉からのすきま風があり
エアコン暖房一台では足元が寒い。

エルは
隣から石油ストーブを持ってくれてばいいし
ストールか何かをかければいいという。

今思えば、確かにそうだな
と思いますが

当時は、

”行動するための解決策”より

”やらないための言い訳”

をつくりながら生きてましたから

前向きなアドバイスはあまり
耳に入ってこない。

我ながら、頑固で傲慢です。

目的も責任感もやる気も
何もなかったので
耳に入るわけもないのですが

ただ、ただ
自分のエゴを満たすことを優先
していたわけです。

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