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# 11 陰と陽 -ウーラ編- 2. 精神的な自立ができないワケ


良いも悪いもない


ウーラとの私の
依存のパートナーシップについて

理由や込められた意味を
解読していこうと思います。

以前、陰陽について軽くお話ししましたが
ここでも取り上げたいと思います。

この世は「陰」と「陽」で成り立っているので
物事は相対的に存在しています。

悪と正義。
影と光。

しかし、悪がないと正義は存在できないし
影がないと光は存在しません。

戦争がないと
平和は訪れません。

同時に存在している事象なので
正義だけ、平和だけ
の世界になることは無いということ。

しかし

どっちが悪くて
どっちが正しい
ということもない。

そこには
戦争している国と、平和な国があるという
事実しかないということです。
これがこの世の「理り」らしいのです。

私とウーラの関係も、これに当てはめると

依存している私と
依存されているウーラ

が存在しているだけで
良いも悪いもない。

ただ、ずっとこのままでは
双方にとっても生まれてきた目的は果たせませんし

もう一つの宇宙の法則である
"循環"がなく滞ってしまうらしい。

川が流れなくなると森が絶え海も澱んでいくでしょうし
血液が止まってしまうと、あの世です。

こんな感じで
細胞が死滅して新しい細胞が生まれ変わるように
宇宙も常に流動していて循環しているらしく
循環はどの世界にも重要なことらしいのです。

そこで
私たちの世界を循環させるために
選択と行動が必要になってきます。

その事実に対して
どう選択するかが循環の決め手です。

あきらめて留まるのか
決意して変化を望むのか。


決める



あきらめて留まることが悪いこともありません。
それもその人の選択なので。

ただ、大事なのは決めること。

私も散々決めることの難しさを実感して来ましたし
その意味を深く知ることでまた深みにハマってました。

腹をくくって決める。

のではなくて「もっとライトに」です。

コーヒーにするか、紅茶にするかと聞かれて
腹をくくって「コーヒー!」と
決心する人はいないように思います。多分。

ただ、こんな些細な選択でも世界は変わっています。

コーヒーを選んだことで
コーヒーを選んだ今の私の現実が動き始める。

ただ一つ、この時に
紅茶を一生放棄したわけではないらしい。
ただ今コーヒーに決めて、紅茶は置いておく。
またいつか紅茶を選べばいい。

今は
コーヒーを飲む世界を選んでみただけです。

ただ、コーヒーはカフェインありますし
リスクもあるので覚悟はする感じです。

こんなノリで良いと、私は結論に至りました。

まずは決めて前に進むこと。
「決めないと、決まらない」
これは以前、友人Yがふと口をついた言葉です。

コレ聞いた時
ウーラは「あー〜」と感嘆してましたけど

私はポカンと意味もわからず
理解するのに時間かかりましたよ。

多分ですが、このフレーズの間には
「決めないと、(未来が)決まらない」が入ると
理解しやすくなるのではと思います。

まったく
見た目は一般人なのに
この人がふと口にするフレーズには
何度ため息が出たことか。

そんなことで
私はとりあえず、世界の変容を決めました。

私が心からの幸福を感じられないと
私から見える景色が幸せ色になりませんから。

課題はありますが
とりあえず決めたので、完全にへこたれるまで
自分と向き合いながらできることをやるだけやる。

とにかく勇気を出して
新しい世界へチャレンジゴーです。



陰極まれば陽に転じる


量子力学はご存知でしょうか?
この世にある最小単位の物理学です。

地球も、机も、私も、隣の人も
マクロでは違うモノのようですが

ミクロになってしまえば
全て同じ物質です。

量子力学は真理を知るには
私にとっては必要で興味深いジャンルですし

今では、お勉強が苦手は私には嬉しい
世の中にキレイな動画が溢れていますから
最初は配信動画からの入門がおすすめです。

なぜこの分野を知ったのかというと
10年程前、ウーラが読むこともなく
デスクに置き去りになっていた
量子と相対性理論の入門書を
気になって開いてみたのがキッカケでした。

エルからの問いにも
量子ワードを知っていることで
理解できることもありましたから

もしかしたら、出会う前に
予習をさせられていたのかもしれません。

理科とか物理とか
お勉強といわれると脳が閉じてしまう私ですが、

次回は

ミクロの世界「分子」と
マクロの世界のつながりについて

私にも理解できる小学生レベルで
お話ししてみようと思います。

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