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大切な本㉚「日本に住んでる世界のひと」

むち推しのイラストレーター・文筆家 金井真紀さん

金井真紀さんの著書との最初の出会いは「パリのすてきなおじさん」。何かのおしゃれ系雑誌でモデルさんだかスタイリストさんだかが紹介されていて手に取ったのだけれど、あたたかみのある可愛らしいイラストだけでなく、社会を俯瞰的に捉えるときの「おもしろがり」目線や真面目さとユーモアの絶妙なバランス感覚に一気にファンに。

私が元々チェックしてる書き手(安田菜津紀さん、和田靜香さん、安田浩一さんなど)との共著も多く、毎回新しい視点で発信してくれる、今いちばん新刊が待ち遠しい作家さんのひとり。

文章では時に深刻な社会課題をとりあげつつも、彼女の描く人物の表情はどれも穏やかで優しい。国や肌の色が違っていてもみんなおんなじ人間だって心から感じられる。

彼女がワクワク好奇心を向ける事柄が、私自身の関心ごととリンクすることがとっても多いから、勝手に親しみを感じてる。

彼女のプロフィールにある「任務は、『多様性をおもしろがること』」そのままの作品群、どれも読みやすいからまわりのティーンエイジャーに薦めまくっています♡



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