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大切な本㉕「うみのジャンルとソフィ」
ファランドールえほん!!
両親は読書家ではなかったし、絵本などは惜しまず買ってくれたと思うけれど実家には蔵書といえるものは殆どなかった。昭和の時代だから半ば置物と化した百科事典や「まんが日本の歴史」シリーズなどは古めかしい本棚に並んでいたけれど、図書館で借りて読むのが専らの日常だった。
当時は知らなかったのだけどお隣に住んでいた高齢のご夫婦がお子さんに、と子供向けの本をたくさんくださってたらしく、この「ファランドールえほん」のシリーズもおそらくのうちの一部(両親が自ら選んで買ったとは思えない)。西洋の作家の描く色鮮やかで造形美しい絵や日常風景に惹かれ、何度も何度もページをめくった幼い頃。「レオナールのき」も「マルチーヌ」シリーズもみんなみんな懐かしい…!!ビバ★ファランドールえほん★
フランスへ移住された雨宮塔子さんのエッセイにこのシリーズが紹介されていて久々に思い出し、今思い返しても素敵な読書体験だったなーとしみじみ。幼い時にどんなコトモノに触れるかできっとその後の感性も変わってくる。自分の幼少時代、それらの経験は充分だったとはいえないけれど、これらの作品に出会えてよかった♡
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