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妖怪ナゼワタシバカリとの付き合い方<NVCシリーズ⑤>


<今までのNVCシリーズ>
【NVCとは?】基礎まとめ・動画や資料付き<NVCシリーズ①>
共感コミュニケーションが私の世界観をどう変えたのか<NVCシリーズ②>
褒め言葉の意図と、思わぬインパクトを考える。<NVCシリーズ③>
「嫌いな自分」を受け入れていく<NVCシリーズ④>
「どっちが正しいか」のゲームが浸透し、あらゆる暴力が容易になった。
<NVC動画-1>


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妖怪ナゼワタシバカリって、よく出現しません??

例えば付き合いたての頃は自分から喜んでご飯つくったりしてたのに、
関係性が熟していくうちに、
「なんで私ばかりこんな毎日ご飯つくらなあかんねーん」みたいな。

まだ、甘えあいが楽しい時期だったりすれば
可愛く「ねぇ、一緒につくろうよ〜♡」って言ったり
「もう今日は疲れたからご飯つくりたくなーい」って言えたりするけど

甘い関係性が薄れていくにつれて、
スマホいじってダラダラしているパートナーを横目に見ながら、
言いたいことを我慢しながら適当に料理したりしちゃったり。

そんな風なことを続けていくうちに、自分の中で
「妖怪ナゼワタシバカリ」がすくすく育っていくんだと思うんです。

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ナゼワタシバカリをそのまま伝えるとどうなるか

「なんで私ばっかり料理しなきゃいけないの」って言っても、
大抵、相手に本当に言いたいことは届かなくて、

「そんなに料理したくないなら、カップラーメンでいいよ」とか、
「料理してってお願いしてはいないよ」とか
「何故って言われても、、、理由を聞いてるの?」とか
って答えがかえってきて

「そんな答え求めてねぇ〜〜〜!ファイっ!」ってな感じに
バトル開始しちゃったりする。

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魔法の呪文は「いでよキリンの耳!」

そんな「妖怪ナゼワタシバカリ」が出てきた時、
相手に何かを言う前に「いでよキリンの耳!」と唱えてみます。

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キリンの耳とは、自分の感情や、大事にしたいことをきく耳。

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キリンの耳を持つと、例えばこんなことが聞こえてくる。
感情:「あぁ私疲れてるんだなぁ」
   ニーズ:休息する時間が欲しい
感情:「かと言って外食じゃなくて、2人でゆっくり家で食べたいな」
   ニーズ:落ち着いた時間を大事にしたいんだ
感情:「自分の仕事もやらなきゃって思って焦ってるんだよな」
   ニーズ:自分の時間も大事にしたいから、効率的に進めたいんだよな
感情「毎回1人でやるのって寂しいし、悲しいな」
   ニーズ:協力する関係や、共に時間を過ごすことを大事にしたいんだ

そこまで見えてきた時に、ちょっと落ち着いてきて、
こんな言葉が出てきたりする。

「私疲れててね、でも2人でゆっくり家で食べたいから、ご飯どうしようかなって悩んでるんだ。一緒に考えてくれないかな?まだ仕事があって焦ってもいるから、もし今日作ってくれそうなら嬉しかったりするんだけど」

もちろん、こんな風にうまくいかないことばかりではないです。
そのまま言いたいことをストレートに言いたい時もあるし、
それがお互いにとって大事なことがある。

けれど、相手に対して必要以上に噛みつかずに、自分の思っていることを表現したいって言う時にこう言う選択肢があるっていうカードを持っておくことって大事だと思うのです。

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コミュニケーションは誤解と自己解釈の連続だから

私はお互いを理解し合う為に、どうすればいいか常日頃考えているのですが、そう言う点でこの記事がとっても面白かったのです〜
めちゃくちゃユーモアに溢れた、夫婦のすれ違い。笑

「夕飯何食べたい?」が持つ理不尽さと、ベストな返答の考察


「家事」に置けるバトルなどが生まれていたらぜひ読んでいただきたい〜

<次のNVCシリーズ>
キリンにとって「愛」は感情ではない。<NVC動画-2>

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