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屋久島移住を、決めました。そして、 暮らしを分かち合う取り組みを始めます。


森と人が共に生きる道はないのか?と、アシタカが叫ぶ声を時折思い出す。

人が豊かに生きるためには、必要な犠牲があると割り切るしかない。と思いながら、モヤモヤしていた。「どう生きたらいいのか」と、悩み続けてきた。

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いろんなニュースを聞くたびに無力感や不安が煽られ
手探りにいろんな学びに手を伸ばして
結果、人間関係についての悩みはほとんど湧かなくなった。

⠀ (NVCをはじめIFS、ポリヴェーガル理論、ヴィパッサナー瞑想、システム理論、アクティブホープ、メンタルモデルなどに大変助けられました。)

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その上で、今は私たちを生かす大きな命のつながりの神秘にとても心が惹かれ、また必要性を感じている。

土砂災害、台風、洪水などが起きる時も戦争や貧困、自殺の増加をみても
私たちは多様な人やいのちとどうしたら共に生きられるのか。とおもう。

変化や崩壊の速度がどんどん増している。
起きたことに向き合い、対応​することも重要。
その上で、本質的な変化のために何が必要なのか。
に向かっていくことも大事だと思っている。

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「土砂災害は大地の呼吸である。コンクリートで固められ、水と空気が遮断された土が行き場をなくして流れ出すんだ。大地が生き続けるには水と空気が通れることが不可欠なんだよ」 

という話を聞き、畑に空気を通す穴を掘る。
「圧力差で水が引っ張られて循環するんだよ」と聞きながら、落ち葉や炭を穴に詰める。

「この炭が菌たちの住処になって、水を運ぶんだよ。そのおかげで野菜が育つんだ。」と聞き、なんてたくさんの小さな命に支えられているのかと、不思議な気持ちになる。

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そんな暮らしを重ねた屋久島での2ヶ月。

山や海、川と共に生きてきた先人たちの知恵や技術、世界観にふれ、私たちが生きる道はここに立ち還る先に見つかるのではと、希望をかんじている。

人の住んでいる里、そこに流れる川から海、その上流域の山を含んだ、流域の全体を捉えて手を入れていく。という取り組みのなかで、人間の身体や精神にも、流域の生態系全体にも深い変化が起きている予感がある。

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私たちがたくさんの命に生かされていると体で感じ、腑に落ちること。

共生するための技術や知恵と、心を取り戻すこと。 

火を焚くこと。野菜を育てること。

大地が呼吸できるように手をかけること。⠀ 

「ないもの」に目を向け、外に求めるよりも「あるもの」に気づき、受け取ること。

一つの視点で「善悪」を判断するのではなく、全体の視点で「役割や必要」を捉えること。⠀ 

私たちが持っている生命力を取り戻すこと。

そんなことにもっと人生を賭けていきたい。みんなと分かち合いたい。と、覚悟を決めました。

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怖い気持ちもあって長年ためらっていたけれど11月から屋久島に移住し、山・海・里のめぐりとつながりを育む 暮らしを始めます。

そんな日々を分かち合いたいと思っています。

2020年、シューマッハカレッジで感じた心震える感覚を原動力に、つながりを取り戻していく学びや暮らしの場所をひらきたい。とずっと言い続けてきました。そして、どんな場所でどんな仲間とやるのか。どんな景色を描くのかをずっと問い続けてきた4年。

シューマッハカレッジの解体宣言やステファンをはじめとする師匠たちの死を体験した今年、背中を追うだけじゃなく自分で始めたいと思っていた最近、「ああ、こういう暮らしだ」という景色が見えてきて、ようやく一歩目を踏み出します。

その始まりに、私ちが願う世界へのお誘いをギュッと詰め込んだ4泊5日の合宿を行います。ここまで読んで、心動くものがある人には、是非ともきてほしい。

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海が森をそだて 森が川をうみ 

川が里をうるおし

森川海とのめぐりとつながりが

うまれる里の暮らしへ

ひとしずくの波紋が

ひろがっていくように

心に自然を宿す世界を

地球の未来に描いていこう

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