社会構造の中で起こっている分断に気づき、それぞれが力を取り戻していく為に。
こんにちは!
Nonviolent Leadership Retreat for Social Justice
ノンバイオレント・リーダーシップ・リトリート for ソーシャル・ジャスティスと言う合宿へのお誘い文、応援文が心に響いている、桜子です。
突然ですが、
"社会問題"と言われるものの根元には何があると思いますか?
Reimagine!Activismと言う場に参加した時、こんな問いをもらいました。
「戦争や、貧困、気候変動などの現実は実は「症状」に過ぎず、それらの症状を引き起こす原因はもっと根本の所にある。活動する中で起こりうる矛盾として、根本的な問題となっている価値観を私たちが再現してしまうということがよくあるのではないでしょうか。活動をする前に、信じる価値観の振り返りとアップデートが必要だと思います。」という話を聞いて、すごく納得したので、時折この問いを思い出して自分なりの考えを書き続けていました。
ちなみに、Reimagine! Activismの本の中で書かれている
「原因」はこれらとのこと。
・父系社会
・文化的広がりと現代性
・技術や社会的アクセル
・資本主義の仕組み、興味や利益
ふむふむ と思いつつ、
私の中では今、こういう形で理解するのがしっくり来ています。
この「原因」の部分をざっくりいうと私は「分断」だと理解し、
その先にある「どのようにしたら、それぞれがありのままの存在を尊重してつながり、生き生きと共に生きられるのか?」と言う問いを大事にしています。
そんな中、「個人同士の分断」には、言語/非言語 あらゆる方法でつながりを持とうとしてきて、希望や手応えを感じているのですが
「社会構造 / システムのなかで生まれる分断」に対しては、その壁の大きさに諦めを感じていました。
そんな中読んだ、こちらのランディングページ。
読むだけで気づきがあり、いろんな問いをもらいました。
なんて興味深いんだ!と、
もっとみんなに知ってもらいたくて うずうずしてきたので
今の私にズドーンと響いたものをいくつかシェアします。
<全ての命が大切にされる世界の為に>
(ランディングページ本文より抜粋)
『社会正義』という意味のこの言葉は、私にとっては、知らずに持っていた思い込みを抜け出して、ありのままの自分の大切さ、真のパワーに気づき、いま与えられているものを祝福して、望む方向に向かって使うためのワークです。
すべてのいのちが、生き生きと喜んで、自分らしく、調和を持って生きる世界を創るために。
私たちが、自分らしく幸せに生きること。
どれほどのパワーを持っているかに気づくこと。
これまで、どれほどの幸せと悲しみを持っていたかに気づくこと。
力強く、幸せに、ありのまま、一緒に生きること。
そこへの旅路への、私のいのちからのお誘いです。
<オーガナイザー 石川咲子さんの投稿より>
わたしたちは無意識の領域で、いくつもの力や特権の影響を常に受けています。例えば、性別、収入、社会的地位、人種、教育、宗教、身体、話す言葉等…
目には見えない力や特権、あらゆる違いによって、無意識に存在する人と人との壁。
わたしたちは気がついていないことがほとんどですが、それらの分断によって、相手とほんとうにつながることが難しかったり、
どうせ理解されないだろうと孤独に陥ったり、
場合によっては争いが生まれることも、たくさん、たくさん、あります。
ソーシャル・ジャスティスは、それらの無意識の領域にある力関係や、目には見えない壁に気がついて、丁寧に紐解いていきます。
また、今の日本や、世界全体で頂点に達しているように見える「生きにくさ」。その「生きにくさ」の根源的な場所に触れて、修復していくような学びだと、私は思っています。
マイノリティ(社会的少数派、差別や構造により、社会的に弱い立場)になりやすい人が、自分自身のパワーとつながり、ほんとうに大切にされるために。
また社会的地位が高い人、社会的にパワーを持っている人が、人間性を見られ、ほんとうにエンパワーメントされるために。
無意識に自分自身の力を明け渡し、今この世界を修復するための必要な気づきを遠ざけています。
気候変動の影響で、海の温度が上がり、風の向きが変わって、台風が大型になり、進路が変わり、これまでにない被害に見舞われ、社会が、世界が、変わる必要があることを感じる今…。
わたしたちが自分自身の力に気がついて、あらゆる違いを超えて、
問題を解決するための“戦い”ではなく、願う世界を共につくる“共同創造”の世界へと、向かうために。
( オーガナイザー 石川 咲子さんの投稿より )
正直、まだ理解できないことがいっぱいあるんだけれど
無意識の領域に蓄積している思い込みや痛み、無自覚な現実に気づいて解放していくことで、拓けていく世界がありそうだと希望を感じる・・!
<参加費について>
(ランディングページの本文より抜粋)
そして、この「お金」についての話が本当に衝撃。
無防備で誠実な、運営側の願い。
多様な人のあらゆる背景を知ろうとする意図の繊細さや、行き渡る心配り。
もう、感と嘆しか出ない・・
今回私たちが試みたいお金の循環について。
ソーシャル・ジャスティスは、すべての命が大切にされる世界を目指すものであることを想うとき、運営自体、「多様な人たちが含まれ、大切にされること」をできるかぎり体現したいと思っています。
まず「ぜひ学びたいけど、そのための十分な経済的な余裕がない」という方に安心して、情熱を持って、この場に集っていただきたいと思っています。
「定額の参加費より少ない金額で参加する」ことへの居心地のわるさが生まれるかもしれません。けれど、「お金に余裕のある人」だけが参加するのでは、この合宿が“社会のリアリティをより含んだ場”になるチャンスを逸してしまうのではないかと思っています。
経済的に豊かでありながら、見えづらい貧困を数多く抱えるこの国に、本当の意味で多様性を含もうとする“ソーシャル・ジャスティス”の見方や実践を織り込んでいくには、そのことに情熱のある多様な方がこの場に集っていることが、重要なピースになるのだと思います。
支援を必要とする方とともに、経済的資源を持つ方も、ぜひこの合宿に来ていただきたい方々です。
世界の誰とも同だけ、かけがえなく大切な一員だからです。
「お金が十分にない人は、お金が十分にないから素晴らしくない」のではないのと同じように、
「お金がたくさんある人は、お金がたくさんあるから素晴らしい」のではないのだと見ることができます。
全文を読みたい方は是非読んでみてください。
このお誘い文を読むだけで、深く気づきに触れると思います。
あああああ、震える。参加したい。
どうしたらそれぞれがもっと安心して「ありのままでいられる」ようになるのだろうと問い、いろんな実験をしている最中。
知らずに持っていた思い込みを抜け出して、ありのままの自分の大切さ、真のパワーに気づき、いま与えられているものを祝福して、望む方向に向かっていきたい。
“トラウマ” と “パワーの違い” が、体にどのように影響するのか。“私たち自身” と “関係性” に及ぼされるその影響を癒し、解放し、そのスペースから超越していきたい。
“私たちの習慣的な反応” に関する意識を高め、“何世代にもわたるトラウマ” と “社会的条件付け” を通じて学んだ「制約のある選択肢」「批判的な物語」そして「分断をもたらす行動」から、自分自身の解放していきたい。
そんな願いが私の中で震え、ここに参加することを決めました。
そうか、いろんな思い込みや、過去のトラウマを理解して、癒して、乗り越えることによって自分自身の力への信頼を取り戻し、解放し、存分に生き抜きたいのか・・・・!
そんな訳でどのようにすれば、私らしく、ワクワクする形でこの合宿に参加できるのか考えたいと思います・・・!
一緒に合宿にいける人がいたら嬉しいな。