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ポリヴェーガル理論もアレクサンダーテクニークも陰ヨガも

昨年夏からスタートした書籍『からだのためのポリヴェーガル理論』を読み解くオンライン勉強会が修了しました。田中 千佐子先生によるオンラインレッスンでした。

1994年にアメリカ人のStephen W. Porges, PhDによって提唱されたポリヴェーガル理論を筆者のローゼンバーグ氏が紐解いた本なんですが、なかなか1人では読み進められない内容になっていて、それをちさこ先生がzoomを使って月曜日の夜2時間で解説してくれました。ポリヴェーガルというのは、これまで自律神経には交感神経と副交感神経の2つと考えられてきたものが、実は副交感神経も腹側迷走神経系と背側迷走神経系の2つに分かれ、危険を察知する背側が強くなりすぎると、表情やコミュニケーションを司る腹側迷走神経系の働きが悪くなってしまうので、腹側側を活性化するためにはどうすればいいかということが書かれている本だと思います(すごい意訳です)。
以下に耳鼻科の先生が書かれたブログがあるので貼っておきます。興味のある方はぜひ。

本:ポリヴェーガル理論入門1 2つの迷走神経
本:ポリヴェーガル理論入門2 ニューロセプション

グループでコーラスをする場合、
他者と関わり、社会的な活動をしていることになります。
特にグループで歌うことは社会的交流システムの
すばらしい「神経エクササイズ」なのだそうです。

本:ポリヴェーガル理論入門6 治療へ

今回受けた読み解く講座では、アレクサンダーテクニークの先生でもあるちさこさんの基本エクササイズがいくつも紹介されました。後頭下筋群をゆるめて、表情筋をゆるめて、胸鎖乳突筋をゆるめて、耳周りをゆるめて、眼球の周りをゆるめて。僧帽筋をゆるめて。仙骨をやさしくタッチしてあげると心が落ち着くという話もありました。

頭頂を意識して、後頭部をゆるめて、背骨の存在を意識してという柱は、アレクサンダーテクニークやヨガにも通じます。やっぱり身体の使い方の真理は同じ方向であるのだろうとほっとしたのが今回の学びです。まだ入り口のちょっぴりしかのぞけていませんが、また少しずつ勉強していきたいと思います。

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