家族旅行にゲストハウスという選択肢
年末、新潟県五泉市のごろりさんというゲストハウスに泊めてもらいました。数年前にゲストハウスのイベントでお会いして以来、SNSでごろりさんの近所を撮影される何もない風景や日常に、いつか行ってみたいと思っていました。
そして、この年末、数年前にやってきたお嫁さんに会いに&家族の予定がちょうどよかったし&新潟に行ってみたかったしで、ごろりさんにおじゃましてきました。ゲストハウスはまだ一般的でないので、泊まってみたいけど、どんなところだろうと思っている方向けに紹介したいと思います。
この旅行の良かったことをざっと箇条書きにすると
・「自然の恵みをいただく」実感を持って食事ができた
・最高な食材を料理する手伝いができた。(特にわたしは料理が苦手なので、これは本当にいい体験でした。帰宅後のうちの食卓が豊かになっています。こどもらも包丁に慣れて帰宅してからも進んできゅうりを切ったり炒めものを作ったり食器を洗ったりお布団を敷いたりしてます)
・鳥小屋や畑の収穫を手伝えた(にわとりの卵、畑のごぼう、ニンジン)
・近所の神社が荘厳。慈光寺。
・近所のスキー場のそりコースが無料(冬鳥越スキーガーデン)
・魚沼の道の駅の柿の種がうますぎ((有)北陸珍味の徳用柿の種666グラムで666円。また買いたい)
・もちつきに参加させてもらえた。(薪で水を沸かして二十人くらいで行う本格的なやつだった)
・薪ストーブの燃焼する様子が見れた(燃焼の仕組みを教えてもらってその様子を観察できた。薪ストーブはいただきものらしいが、デンマーク産の高級ストーブ「morso」。排気口もすべてDIY。薪にもいろいろ種類があり、燃え方もそれによって変わる)
・近所の温泉が名湯ばかり(ごまどう 湯っ多里館、美人の湯)
・近所の温泉の中の直売所に売ってた野菜がすばらしかった(50センチほどの自然薯とか、打ち豆とか小桑の実とか)
・野菜の切り端はすべてニワトリの餌に(無駄のない料理)
・こたつも炭。豆炭こたつ。(最小限の電気ガスエネルギーを使って生活することのぜいたくさ)
・土鍋で炊くとごはんが美味しい
・新潟のお米が美味しい(六分づき)
・庭の鳥小屋で飼う鶏は暖かい(鶏小屋ももちろん手作り)
・家のあちこちに干し柿が吊してあり食べ放題だった
・大道具の仕事をされていた旦那さんは大腿の家のものを自作されてた。
・1983年の人生ゲームがあるので、やらせてもらえるかも?
もちろん、上げ膳据え膳のお殿様気分の宿もときにはサイコーなのだけど、こどもが一緒の家族旅行には飽きずに生活をいっしょに楽しませてもらえる。なんというか、家族で行くホームステイだった。学ぶことだらけ。体験させてもらうことだらけ。すごくオススメ。農業体験、養鶏体験、料理体験。お手伝いしたいとお願いしたら、きっとやらせてもらえます。
ごろりさんは一見さんお断りだが、料理の手伝いがしたい人、農業体験がしたい人、ニワトリの世話がしたい人、雪国の生活を体験したい人は、この記事を読んでやりたいと言ってご相談してみてください。これが好きなら大歓迎だと思います。
一日限定2人なので、仮親戚気分も味わえます。
新潟大雪ニュースでシャベルを車に積んで行きましたが立ち往生することもなく、すいすい走れました。
とてもよいお正月でした。お読みくださり、ありがとうございました。
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8年前に泊まった北海道・富良野の民宿「秘密基地」のときもそうだったんですが、貸し切りで家族で滞在させてもらえると、家族感が増します。こどもたちの将来の家出先にぴったりだと思うんです。こどもの家出先が増えるってありがたいことですよね。