リーダーって
今働いている職場の人間関係がぐちゃぐちゃグチグチしていて、ここのところ居心地が悪い。
要因の一つにあるのが、
「園長への不信感」
みんながそれぞれ不満をもってはいるけど、一部の職員は敵対視と完全に見下していて、もう園長が何を言っても言わなくても息を吐いても不満、みたいな状況になっている。
だから1日の中でピリつく瞬間が何度もあり、それを目の当たりにすると、やりづらいなーと感じてしまう。
園長のスキルや人格は変えられないんだから、文句を言っても仕方ないんじゃないかと思うんだけど、とにかく止まらない文句や愚痴や不満や怒りでいろんな業務に支障が出ている。
ちょっとこの構造の変化はすぐにどうなるというものでもない気がしているので、今の園長(リーダー)を観察して、自分なりの理想のリーダー像を考えてみることにした。
うちのリーダーはお人よしである。
物腰は柔らかい。
腰が低く、職員に対してすごく気をつかっている。
会議の場で強い意見を言うことはなく、「みなさんにお任せします」と言うことがかなり多い。
よく言えば、部下に任せているが
悪く言えば責任逃れな感じがある。
でも、めちゃくちゃトップダウンな上にパワハラ気質なリーダーのもとで働いた経験のある自分からすると、それよりは随分いいじゃないかとも思う。
口を出してきたり厳しく叱責してきたりということもない。
そもそも、トップダウンと厳しさで引っ張るような組織運営はもう限界にきているというのは誰もが感じてきている事実である。
だからその逆に居るうちのリーダーって先進的なのでは……とは全く思えない。
なんでなんだろうな…
先日行われた会議で、なんとなくその核心に迫るような気づきがあった。
園長(リーダー)自身がグラグラに揺らいでいるのである。この人の目指す保育はどういう保育で絶対にブレないところはどこなのか?が伝わってこない(あるのかないのか怪しい)のである。
すごく抽象的だけど、
根っこと幹は絶対ブレない
でも
枝葉はしなやかに揺れる
そんな姿勢のリーダーが、理想。
根っこは見せないけど
その幹の太さで深さや強さが示される
でもガチガチに押し付けてくることはせずに風にまかせて枝葉をしならせるような
このイメージを
さらに具体的に理論として説明できたらいいなぁ。
書いてみたけど、いろんなところで既に言われてだな、とも思った。
年内最終出勤は昨日。
年末年始をはさんで、みんな頭を冷やしてまたスタートできるといいなぁ。
自分自身としては、
やることしっかりやったから、よし。
こだわりたいところにはこだわれたし、現場での学びが多かった。
あと、組織のあり方をちょっと俯瞰して見つめたりしたそんな年だった。
年度末まであと少し。