息子の脱ステロイドに踏み切った話③病院探し
病院を探そう。
もともと検索魔期間にある程度あたりはつけていた。
そして、夫を説得する際に、それらの病院HPで語られている内容はとても効果があった。
例えば
・ステロイドをやめると、いっときは症状が爆発(リバウンド)するがじゅくじゅくした期間を過ぎ、かさぶたができてそれが剥がれ落ちることで肌が再生する。それを繰り返しながら徐々に正常な肌になっていく。
・月齢、年齢が小さいほど取り組みやすい。10歳を過ぎると治療が難しくなるケースが多い。
後述の内容については痛く納得。
10歳以降思春期に入ると、友達からの一言がとても気になったり親への反発心も高まる。そんな中で見た目の課題を伴う脱ステロイド治療は順調には進まないことが多い。
息子9歳。
ギリギリじゃないか。
しかし幸いなことに息子の独特のピュアさで、今なら滑り込みセーフな気がする。
と、母親と元教員的分析から決断する。
このあたりは症状の改善に発達段階もかかわる、個人差の大きい部分だと思うので、記述に関してはあくまで目安としてもらいたい。
病院を決定する
近隣で通える病院は2軒。
1箇所は市内、もう一つは隣の市(車で1時間かかる)
そしてそれ以外は都内かあとはほとんど西の方。関西、九州に多かった覚え。
そもそも一口に脱ステロイドといってもいろんな流派があるっぽく、
それぞれの病院の方針も微妙ーに違う。
我が家は現実的に通える病院のうち、市外の病院にかかることにした。
実はこの病院、知り合いのママ友が子どもを連れていっていたので知っていたところ。当時は深く考えていなかったし、当の本人(ママ友の子)の肌の状態もよくなかった(今思えばリバウンド中)ので、「へぇー」くらいに聞き流しつつ、ちょっと頭の隅に残っていた。
ちなみについ最近、4年ぶりにその子に会ったらかなり状態がよくなっていた。
息子より全然すべすべだった。
というわけで、電話。
受付の方に「脱ステロイド療法希望です」と伝える。
すると、後日、担当医から折り返しの電話を入れます、と言われた。
ネットの書き込みでは数ヶ月待つこともあるとあったので、気長に待とうと思っていたら、1時間後くらいに女の先生から着信が入った。早いな。
「内容お伺いしましたけど、、息子さん、小学校4年生ということで。
ちょっと難しいこともあるかもしれないと思っています。」
滑り出しからハラハラする
やはり思春期・反抗期がネックになる、との内容。
予習していた内容と、自分なりの意思(息子の発達と照らし合わせて今がラストチャンスだと感じている旨)を伝えた。
それを伝えて以降の先生の口調が変わった。気がした。
これは推測だけど、脱ステロイド治療は厳しい側面があるので、
安易な気持ちで受診して心が折れてしまう患者さんも多いのかもしれない。
揺さぶりをかけられてる感。
家族(夫だけでなく祖父母)も同意しているか、
学校生活にも影響する可能性があるけど了承できるか、
なども加えて質問された。
予習しておいてよかった!
多分パーフェクトの回答!
そして、意外にも週末の予約を取ることができた。
先生から最後の一言
「頑張りましょうね。」
はい!!!決意固まる。
そしてもう一言
「診察の前に資料読んでもらいたいので、1時間前に来てください。」
続く
次回、初診。