My little funny brain

睡眠8時間、思い込み8時間、うっかり8時間で1日ができています。 お茶をよく飲み、よく手を動かして物を作ります。

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最近の記事

デカフェについて

茶道楽な方でも、実はカフェイン過敏症だったりする事も多いようです。 かく言う私も、昨年あたりから15時以降はカフェインを摂らないように気をつけています。ですが、飲み物で楽しむ癖がついているので、15時以降は何を飲むべきかかなり迷います。 ノンカフェインのお茶には多くの種類があって、その代表はハーブティだと思いますが、酸味や刺激が強いわりに、コクがなかったりして満足ができず。他にも、ルイボスティは体調が悪くなるのでダメ、麦茶やほうじ茶も味が強くてちょっとダメ。ホーリーバジル

    • Rohini - Tippy Gold Darjeeling Black Tea Second Flush 2021

      ロヒニ農園の今年の2nd Flush。オマケで頂きました。 茶殻はホールリーフで赤銅色。水色は赤橙色。 香りは、まず黒砂糖のような甘みとナツメグのようなスパイシーさ。冷めたら美味しいかな〜と思ったら、なんだかトマトジュースのような青みと酸味のある香りになりました。ホットが好みかも。 味は、さっぱりした甘さに、軽めの渋み。そしてやっぱり、冷めたらトマトジュースだな。 ¥1,381 JPY / 100g Dry: Black & wiry leaves abundantl

      • Turzum Moonlight Twist Organic -Darjeeling Black Tea Second Flush - 2020

        ツルザム農園。久しぶりにオーガニックのお茶が飲みたくなったんです。 ダージリン地方にある茶園の課題の一つが、オーガニック農法への転換らしく、かつて殺虫剤などで農地の生態系や土壌が変化して、洪水や地下水の汚染も起こったことがあるとか。オーガニックで農作物を育てるというのは言うほど簡単な事ではなく(というか、ムチャクチャに大変な事だと察します)、さらに舌の肥えた客を相手にするとなると、品質は落とせないところだと思います。その中でも、オーガニック農法に転換している茶園があり、その

        • Bejopathar - Oriental Panache - Silver Needles Assam White Tea - Second Flush 2020

          アッサムの白茶ですって。Bejopatharという農園、ベジョパサールっていうの? 残念ながら読めません…。Panacheって羽根飾りとか気取るという意味らしいのだけど、つまりオリエンタル気取りのアッサムの白茶だよ! って事なのかしら。 袋を開けたら、フワフワの銀の産毛にまとわれた茶葉が! わずかに水分が残っているのか、とても柔らかい。大事に作られたのね、という感じ。 茶殻はきれいな落ち着いた黄緑色。このきれいさは、紅茶にはないものだよね。水色は淡い橙色。 香りは生葉と

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        • 飲んだお茶メモ
          12本

        記事

          Terai Fusion Marapur-First Flush 2021 アイスティ

           このテライは以前すでに取り上げましたが、気温も上がってきたのでアイスティで飲んでみました。  アイスティの淹れ方は基本的に2種類あって、ひとつは水出し。低温で抽出するので軽めな飲み口になります。お手軽なところが利点ですが、作ってから1時間〜一晩くらい待たないと飲めないのがデメリット。  もうひとつは急冷式。半量のお湯で抽出したものを氷で満たしたポットに注ぎ入れて、急激に冷やしながら濃度を下げる作り方。こちらは紅茶らしいしっかりとした飲み口になり、冷えると濁って味が落ちるタ

          Terai Fusion Marapur-First Flush 2021 アイスティ

          サンプル茶

          インドのお茶屋さんから3つほどサンプルを頂きました。すべて1g/150ml、3分で淹れています。ちょっとしたトラウマで茶葉は少なめにしました(※前記事参照)が、やっぱり2gで淹れれば良かったーと後悔。 Summer Clonal Muscatel Balasun Darjeeling Black Tea Second Flush - 2020 ¥2,457 /50g A stylish tea from the reputed Balasun estate in the h

          インド-野良茶葉

          友人から貰った、いろいろと不明なお茶。「インド人から貰ったたぶん紅茶」と言われて渡された。この茶葉鑑定を頼まれた。 いや、鑑定って。そこまで出来上がった舌は持ってないぞ、というかポンコツですよ。前にお茶ジェダイ達に紛れてテイスティングしたときに、かなり気圧されたもん。そんな味しねぇ! って。でも面白そうだから受けてみた。 茶葉の時点で。茶葉はしっかり捻られてる感じ。というか固そう。あと茶葉がかなり大きくて黒い…。香りは…煙い…ホコリっぽい香りがする。茶葉のサイズがダストと

          インド-野良茶葉

          PRANA CHAI、お茶がお肉に変わるとき

          梅が咲き始めた頃、寒い日々の中にも春を感じるようになってきて、チャイなんかもそろそろ飲み納めかなぁ、なんて思っていました。 そんなときに、ふらりと立ち寄ったカフェにあったチャイ用の茶葉。オーストラリアのブランドのようです。ああ、ちょうどいいな、と思って深く考えずに購入したのですが、「STICKY CHAI」って書いてあるのを会計中に気づいて不思議に思っていました。 STICKYとはキャラメルのような感触のこと。つまり、ねっとり、ベタベタしたチャイという事なんですが。茶葉な

          PRANA CHAI、お茶がお肉に変わるとき

          正山小種-中国・武夷山

          まだヨーロッパでお茶を作れなかった頃、イギリスが必死に輸入してた紅茶の元になったのが、武夷山という場所で作られた正山小種。フルーツの龍眼(ロンガン)の香りがするというこのお茶を作ろうとして、ラプサンスーチョン(スモーキーな方)やアールグレイが生まれたという、お茶の歴史のなかでも重要なお茶です。 ちなみに、なぜ(スモーキーな方)と注釈してるかというと、正山小種を英語読みするとラプサンスーチョンとなるので、武夷山の正山小種もラプサンスーチョンと言うし、全く味の違うスモーキーな味

          正山小種-中国・武夷山

          Assam, Meleng Estate-2nd Flush

          No.8C アッサム2ndフラッシュ メレン農園 OR-1196 FTGFOP1 Cl 3g / 150ml 3分〜抽出 多めの茶葉でさっと抽出すれば、バラのような華やかな香りと濃厚な旨味が楽しめる。もう少し抽出すると、茶液が深い赤色になってとろみが出てくる。このあたりでキャラメルのような味わいになってくる。そこにミルクを入れれば香り高いミルクティも楽しめる。上品なストレートも、力強いストレートも、ミルクも、どんな淹れ方も楽しめる懐の深いお茶。飲んだ後は口の中がスーッと涼し

          Assam, Meleng Estate-2nd Flush

          Terai Fusion Marapur-First Flush 2021

          収穫日:2021/2 100度、1g/200ml 茶葉が青いので、発酵は浅めということなんだろうか。茶葉の香りからも感じられるナッツ感。薄ーく淹れるのが吉。飲み口は軽く、たっぷりナッツ感に青い草の味。舌のきわに爽やかな渋みが続きます。飲み進めると、それなりにパンチ力のある渋みになるので、渋みが好きな人はじっくり飲むと元気が出てくるかも。熱々で飲むより、すこし冷めてから飲むと渋みが落ち着いて美味しい。なんというか、縁側でひなたぼっこしてるような味。こういうのもいいいなぁ。アイ

          Terai Fusion Marapur-First Flush 2021

          Darjeeling, Rohini Spring Breeze-First Flush 2021

           収穫日:2021/2 100度、1g/100ml 青い茶葉。薄く淹れすぎた。だって購入した袋にそう書いてある。それに前回飲んだTeraiが結構強かったから、ちょっと警戒してしまった。ただ、ダージリンの茶園で飲んだ味を思い出す軽やかさ。白湯とはやっぱり違う。もう1回飲むべし。 リベンジ。今度は150ml/2gで淹れる。心地よい渋み。目立った甘さとかはないけど優しい味。長く淹れてもあまり個性は変わらなく安心して飲める。なにも考えずに淹れられるお茶かも。美味い。 ¥3,97

          Darjeeling, Rohini Spring Breeze-First Flush 2021

          Darjeeling, Himalayan Winter Flora (Rohini)-First Flush 2020

          収穫日:2020/12 100度、2グラム/150ml まずはタンニン? の木の香り。飲み口は軽くスーッと口の中を通っていくのでスルスルと飲める。渋みも軽やか。とはいえ、物足りない事はなく、何にでも合いそうなちょうど良い軽さという印象。食べ物の味の邪魔をしなさそう。飲んだ後は清涼感と心地よい渋みが長く続きます。美味しいなー。 印象としては、乾いた黄土色の土と青々と茂る木立、晴れてはいるけど雨の気配を感じさせる空気と言った感じ。生育環境を知っているわけではないので、テローワ

          Darjeeling, Himalayan Winter Flora (Rohini)-First Flush 2020