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SixTONESユニット曲ひとまわり語り。

5枚目のアルバム「GOLD」が発売となり、ユニット曲がひとまわりしましたね。

6人グループSixTONESたちが、2人ずつ3組に分かれて歌い紡がれる世界。
そんな「ユニット曲」についてここぞとばかりに勝手に振り返りたく思います。

1ST

EXTRA VIP
いきなり覇者感がたまらない!
みんながイメージする「SixTONES」を凝縮したふたり!
ゴリゴリ強気歌詞、バチゴリに強い曲調。
色気、アウトロー感。
カジノで無双してそうだし、ホテルの高級スイートで札束舞あげてそうだし、札束風呂も入ってそう。
アイドルのMVなのに画面が暗すぎるのも新鮮でした。

My Hometown
なんてのどかな……。
EXTRA VIPで「ヤバイとこ連れてく」とか歌っていた人たちと同じグループなのか本当に。
心弾む里帰りソング。
「海が見渡せるあのlandmark」でどうしても脳裏に浮かぶは横浜の景色。
2番で「また会う日まで」って地元を離れるところまで歌われていて、より郷愁が誘われてしまう。
ほどよい甘さのカフェオレとか淹れてリラックスしたくなります。
地元離れたことないわたしには少しピンとこないところもありますが、どこかに出ていたらこんなふうに地元を優しく想えるのかな。

ってあなた
切ないメロディに2人の声が織りなす美しさisドラマチック。
上ハモ下ハモいったりきたり、ふたりがユニゾンするのはほんの1.2秒程度というその一瞬の交錯が逆にもののあはれ。
指先がほんの一瞬触れるみたいで。
役者業の多いふたりは、その輪郭のはっきりした硬質な美しい声で、役を演じるように歌います。
ドラマ仕立てのMVも、考察するのが好きな人が好みそうなミステリアスさですよね。
裸の背中、美しすぎて画面が美術館になる。

CITY

LOUDER
ひとめぼれ曲です!
feel da CITYライブ映像から知って、バチバチに踊るふたりに一目惚れだったのです。
モデルスタイル、手足の長いのジェシーさんと、体格がよく運動神経抜群の慎太郎くんが踊る姿ってカリスマ性と言いますか、本当に思わず目を奪われるほどかっこいい。
「とりあえずみんなで楽しんじゃおうぜ~~」みたいな陽気さがいかにも末ズっぽいですね。
アメリカンレトロな雰囲気で、グループの末っ子ふたりのおしゃれさとヤンチャさを味わえる一曲。

真っ赤な嘘
ボカロライク。
「うやむや」とか「フィギュア」の親戚だ!
もはや賞味期限の切れた恋をまだ捨てられずにいるみたい。
わかりそうでわからない歌詞はボカロあるあるですが、その代わりに音として聴いていて耳心地は良い感じ。
MVもなんかニコ動で見たことあるような仕上がりだし。
懐かしいな、あの頃のニコニコ動画。
「存在しない記憶」がちょこちょこ挟まれますよね。
元カレだった??

With The Flow
下町の青年と、上流階級の青年が音楽で意気投合した結果生まれたような、見た目も声も真逆なふたりの曲。
じゅりちゃんの掠れたほろ苦声と、お上品で高貴なきょもちゃんの声の心地良い融合。
わたしは運転をしませんが、風を感じながらのんびり気まぐれにドライブしている時などに聴きたくなりますね。
ライブでのふたりのゆる~いまったり時間も良かった。

OPA!
しんじゅりに誘われたどり着いたクラブかな??
慎太郎くんの甘い声と、じゅりちゃんのびりっと痺れる声がかけあわさって、甘くて度数高いカクテルみたいになっています。
口当たりがいいのでついつい飲みすぎちゃう……そんな危険さを耳から流し込まれる。
湿度も高めで雄のエロさという感じがしますが、言っていることはわりとアイドルっぽかったです。
「Shorty」に「かわい子ちゃん」的意味合いがあるなんて……はわ…。

ラ・ラ・ラ・ラブストーリー
あまりのかわいさにこちらが「ヤバってなってウワっとなって」しまいます。なにわ男子か?
好きな人といられてうっきうき!の浮かれ歌詞と、他に類を見ないほどにキラッキラの曲調!!
特にそうというわけでもないのになんだかクリスマスシーズンに聴きたくなります。
この路線のSixTONESが存在するなんてにわかには信じられない。
「GOLD」とかから入った人がこれ聴いたら「!?」ってなりそう。
レトロなげきかわミュージカル風MV、かわいくてほぼチップとデール。

愛という名のベール
大好き!!!!!!!!!!!!
メロディだけを味わう。
歌詞を噛み締める。
ふたりの声を聴き分ける。
やることがいっぱいある。
ちょっと懐かしい曲調が本当に好きなんですよ。
ライブ慣声の法則での演出がいわゆる「宗教画」すぎ。
耽美の似合う「ほくじぇ」がどうしても好きなんです。
金髪と茶髪、白と黒、ロングコートとジャケット、洋と和、陽と陰、柔らか声と硬質な声という対比大好き。
一度聴き始めるとリピート止まらなくなります。
話も止まらなくなります。
そういえば松村さん、ここまでずっと相手とのパラレルワールド的なところにいるな……。
正直に申し上げますと、最初この曲のMVを見た時に、全然そんな感じじゃないのにすごい「エロ…」と思ってしまっていたことをここに白状いたします。
なにがそんなにエロティックに感じたんだろう…?
精神的な拘束みたいなものを感じてしまったからかもしれません。禁欲的っていうか。

THE VIBES

Blue Days
人命救助曲。
この曲とシングル「Good Luck!」はかなりの人の心を救っていると思います。
(ところで昨日のANNで受験生に!って「Good Luck!」をかけるじゅりちゃんかなり優しい気づかいお兄さんでしたね。受験生じゃないのに泣いちゃった)
眠れない夜を超えて、目に沁みる朝日を眺めている時にそばにあってほしい楽曲。
朝日が沁みて……という涙の言い訳を、なにも言わずに「そっか」と、ふたりはきっと微笑んでいてくれる。
「この歌で無かった事にならないってわかってるよ」は個人的名言。

希望の唄
まぶし~~~~!!!
少年の頃を振り返り、そして現在、さらに未来に向かって「まだ終わってないさ!!」と言い切る眩しさ。
少年の心のままのびのび大きく育った曲。
どこまでも高い青い空に、突き抜けていくようなふたりの歌声。
開放感爽快感無敵感青春感。
そして、青空、太陽、草原、この世のすべての光を集めた圧倒的光属性MV。
なんか光合成とかできそうなほど太陽の光を感じます。

スーパーボーイ
24時間営業のファミレスで、ちょっと眠たくなりながらだらだら話しているほくじゅり……。
はなたれ小僧だった頃の自分たちの思い出話。
正直「ってあなた」「真っ赤な嘘」「愛という名のベール」と悲しかったりつらかったりな恋の歌の流れで来ていたほくとちゃんが、じゅりちゃんとの化学反応で「こう」なると思わなかったです。感動。
さすが唯一のタメ、無敵の双子座男。

「THE VIBES」のユニット曲はどれも大人になった彼らが少年時代を振り返り、その当時の自分たちに語りかけているところが好きです。
そして、ただ「あの頃は良かった」で終わらずに、3曲とも最後は「現在」に帰ってくるところも。
どんな過去であれ受け止めてちゃんと今に繋げていて、うまく言えませんが
「ちゃんと生きてんな~」とエラそうなこと思いました。

GOLD

PARTY ANIMAL
ハマの番長髙地優吾、柏のヤンキー田中樹。
ハマチバコンビが組み合わさると、そこはほそほそヤンキーたちのパーリナイ。
いかにも夜中に駐車場で爆竹鳴らして怒られるタイプのパリピ感ですが、
俺の人生も君の人生も「素晴らしい」と全肯定してくれるので驚き。
SixTONESってほんと「気のいい兄ちゃんたち」って感じです。
たまにはぱーっと楽しくやろうぜ!!
ジントニックを2秒で飲み干すのは普通に危ないぞ!

Don’t know why
甘くとろける声の慎太郎くん、甘く響く声の松村北斗。
気怠くて物憂げな色気が…。
うっすらKing Gnuみを感じるおしゃれ曲だな~。
こちらも「存在しない記憶」が挟まれるMV
元カレだった??(2回目)
わたしはGoogle翻訳にも頼り、今年は英語も読むようにしているのですよ。
で、なんかちょっと「身分違いの恋」的なものを感じたのですが…(不安)
んん……実は同性を好きになった歌っぽくも聞こえてしまったけどアイドルの歌でそれはたぶんないだろうしでもなんかこう好きな人となんらかの理由で引き離されてしまい日がないちにちベッドでずるんずるんになっててでも会いたくてこっそり会って「正しくなければいけないの?」「誰に何言われてももう関係ないじゃん今は僕たちだけの時間だからそれでいいじゃないか?」ってなってそうというかとにかく周りに認められない恋をしたのかなって思(早口)
「目覚め気付くのが正しいかのように」の歌詞好きですね……。
正論って別に救わないからね、誰も。
なにか理由があって、一緒になれないとかわかっていてもどうしたって惹かれてしまうことって多分あるのだろうし、それを社会的(かわかんないけど)に間違っているとか言われても好きだって気持ちはハイわかりましたと止められるものでもなし、なんだか誰かを心底好きになってしまって、いい子ではいられなくなった人みたい(全部妄想)
そうなると「こんな切実な、余裕なさそうな歌詞をあんなチルい曲調で…!?」という驚きが生まれてきました。
あの、
全部妄想掻き立てられただけなので、英語できる人、考察が得意な人、正解をおしえてほしいです。
あと、King Gnuっぽいって思ってる人わたし以外にも見かけて安心しました。ちょっとぽいですよね。

You are the only one
満を持してのSixTONESメインボーカルのユニット曲……。
なんて美しく、聴かせる歌なのでしょうか……。
ふたりの声を存分に味わえます。
羽のようにやわらかなジェシーさんの声、美しく磨かれた宝石のような京本大我さんの声。
これ、音楽だけ聴いていると愛する人へのラブソングですが、MVが…
MVが強すぎる。
MVが神々しく、清廉で透明感があり、普通に気が狂いました。
映像見ちゃうと完全に京ジェのふたりだけの世界の歌にしか聞こえなくなります。
ほくじぇは宗教画なりがちですが、ほくじぇってどちらかというと「神様と神様に祈りをささげる人(救済を求める人)」系の美しさ、と思っているんです。(誇大妄想)
でも京ジェって「天使と天使の絵画」つまり天上を描いた宗教画っぽい。(誇大妄想ですよ)
MVのふたり、室内となんか真っ白な空間に引き離されているけど、ジェシーさんのふうっと吹いた白い羽がきょも様の肩にそっと乗るところ、あれ……!離れていてもここにいるよって言っているみたいでさ……!?
そう、なんだか、絵面にされるとほくじぇよりも閉鎖感がなぜかあった京ジェって。
わたしは一介のファンなので、ふたりのことを本当にわかることは一生ないです。
が、あのふたりにしかわからない世界や感覚があり、それって誰も踏み込めない聖域みたいなものなのかもしれない……などと思いました。

後半の熱量どうしたん??

SixTONESユニット曲ひとまわりしましたが、気が早くも6枚目のアルバムはどうするのだろう?と思いはせてしまいます。
3:3で分かれてみる?
それともひとりずつソロ?
そして「6」枚目ともなると「6人」を大事大事にしている彼らのことなのでなにかしらエモいことをしてきそうじゃないですか?

これからの6人も楽しみです💎

無害

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無害
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