【EMC海外研修レポート】シリコンバレー研修4日目! 失敗を恐れず、失敗から学べ!
武蔵野大学アントレプレナーシップ学部の海外研修「グローバル アントレプレナー」。この記事では、4日目の様子をお届けます。
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■シリコンバレー研修4日目! ThinkerよりDoerになれ!
Time flies always!(時間はいつもあっという間に過ぎます!)
海外研修4日目は、WiL(World Innovation Labs)を訪問しました。
創業者の伊佐山さんは、東京大学をご卒業後、日本興行銀行に就職されたのですが、当時からスタートアップに興味関心があり、社内の留学制度を利用し、スタンフォード大学のMBAコースに留学。そこで過ごした2年間でシリコンバレーの地に魅了された彼は、なんと、もうすぐお子さんが産まれるというタイミングにも関わらず、銀行をお辞めになってしまいます!
長くなるので詳細は割愛しますが、その後の苦労話は、私たちEMCの学生に大きな勇気を下さいました。伊佐山さんは、Thinkerではなく、Doer(実行者)を増やす! 起業家を増やす! ことを目的に、WiLを立ち上げ、経営されていると仰っていました。
ご自身がDoerとして実践されてきたことを日本の大企業の皆さんにフィードバックし、シリコンバレーのスタートアップと繋げることで、日本社会を活性化させたいという熱い想いが伝わって来ました。
■Fail Fast. Learn from failures.
WiL訪問の後は、近くにあるオーダーメイドのおにぎりやお弁当が楽しめるお店「Onigilly」でランチ! ちなみにここも、日本人の起業家が創業したお店です。
ランチを食べ、次のアポイントであるサンフランシスコに向かいました。次のアポイントメントは、大企業の Open Innovation をサポートするコンサルティングファームを経営されているJim Myrickさん(以下、Jim)のセッションです。Jimが経営する会社の名前は「SeriousFun」という、2つの相反する単語を一緒にしたものです。これは、イノベーションを起こすのはとても大変な仕事(Serious)なので、むしろそれを楽しん(Fun)でやっていこう!という意味を込めて付けたのだそうです。彼は何と、Steve Jobs とも一緒に仕事をしたことがあり、彼らが「Apple II」を世に出すのを目撃していたそうです!凄い人の話を聞くことができました。Steve Jobs がどうやって、パソコンに世界で初めて「GUI(Graphical User Interface)」を導入したのか? その秘話を教えてくれました!
また、彼のオフィスは、ハードウエアをベースとした新しいデバイスを開発するためのアクセラレーターとしての機能とスペースを併設しており、3Dプリンターやレーザーカッター等、高価な設備がたくさん並んでいました。彼が強く言っていたのは、”Fail Fast. Learn from failures.” ということ。今までにお話を伺った起業家の全員が言っていたことです。
日本では失敗を恐れて、失敗しないように、という社会的価値観やカルチャーが今も根強くありますが、我々EMC(Entrepreneurship Musashino Campus:アントレプレナーシップ学部)の学生は、学部の名前に相応しい人間になる必要がありますし、なりたいと思います。とても勇気づけられるセッションでした。
さて、Jimのセッションの後は、スタンフォード大学に向かいました。Book Store で、それぞれお土産を買い、正面のゴルフ場かと思うほどの広い芝生のところで記念写真を撮り、今日のセッションは終了しました!
■EMC ENTREPRENEURSHIP NIGHT 2023を開催します!
9月21日に、CICにて「EMC ENTREPRENEURSHIP NIGHT 2023 〜 Grow your global mindset! 〜」を開催します!
日々の講義での学び・実践や、インターンシップ、夏のシリコンバレーorアジア研修を経て、自分自身の想い、ミッションと向き合った現2年生たちが、それぞれの想いやビジョンを発表します。どなたでもご参加できますので、ぜひいらっしゃってください!