幻の甲子園を復活させたい! 元高校球児・大武優斗さんの挑戦
人生をかけて打ち込んできたものが、ある日突然無くなってしまったら、どんな気持ちになるでしょうか。
2020年の夏。世界的な新型コロナウイルス感染拡大に伴い、戦後初めて「甲子園球場」の全国高等学校野球選手権大会が突如中止となりました。
甲子園を目指して、子どもの頃から野球に人生をかけてきた学生たちにとっては、言葉にならない喪失感を刻み込まれた瞬間でした。
EMCにも、当時高校3年生で、高校最後の夏に全力を賭けていた元高校球児がいました。EMC2年生の大武優斗さんです。
その大武さんは、「このままでは甲子園が無くなった悔しさを一生引きずってしまう。それは自分だけでなく、甲子園という大舞台で活躍の機会を失った多くの野球仲間も同じだ。」と考えて、「あの夏を取り戻せ 全国元高校球児野球大会」という一大プロジェクトをスタートさせました。
発表からたった2週間で、またたく間にこの取り組みは注目され、すでに7校のエントリーが決まり、26校から問い合わせが来ているそうです。
(2022年8月18日17時時点)
さらに、取り組みを知った各種マスメディアからも取材依頼が来ています。
本日8月18日21時から放送のNHKニュース番組「ニュースウオッチ9」でも取り上げていただきました。取材は武蔵野大学武蔵野キャンパスで行われました。
なお、当日インタビューにいらっしゃった「ニュースウオッチ9」の青井キャスター自身も元高校球児とのことで、熱のこもったインタビューを行ってくださいました。トップの写真は、取材後に撮影した青井キャスターとの記念写真です。
「あの夏を取り戻せ 全国元高校球児野球大会」は、現在全国の元甲子園代表校や、代表の権利を持つ学校に連絡をとっている最中です。今後、出場校が決まり次第、甲子園球場を借りるためのクラウドファンディングを実施予定です。
大武さんを、そして「あの夏」を取り戻したい全国の元高校球児たちを、ぜひ応援いただけますと幸いです!