「アイデア」
外に出る用事があるとき、たいてい、星野源の「アイデア」を聴く。
それは前々から楽しみにしていた予定であったり、本当に行きたくない用事であったり、ふらっとひとりカラオケをしようと思い立ったときでも、変わらず「アイデア」を流す。
この曲を聴いていると、ただ歩いているだけで生きていると思える。わたしの心臓のなかで星野源が歌っている、彼がピンと上げている人差し指が私を動かす原動力となって、なんだか駆け出したくなる。
自分の情けない姿が定点カメラで撮影されていて、今はそのワンカットでしかなくて、苦し紛れのピースサインで誤魔化せばなんとかなる気がする。
理由なんてなくても前は向いていいと肯定してくれる、そう思わせてくれるこの曲が大好きです。
めちゃくちゃファンレターになってました。
初投稿です。