毎日30分のウォーキングで要介護リスク激減! ~歩く習慣の素晴らしい効果~
高齢になるにつれ、体力や認知機能の低下が加速し、要介護状態になるリスクが高まります。
しかし、継続的なウォーキングの習慣があれば、それを大きく低減できることが分かっています。
ウォーキングは手軽でありながら、体に優れた効果をもたらす最高の運動なのです。
具体的にはどのようなメリットがあるでしょうか。
筋力と持久力がアップ
ウォーキングでは足腰の大きな筋肉群を使うため、下半身の筋力が維持されます。
さらに有酸素運動になるので、心肺機能が向上し全身の持久力もアップします。
これにより基本的な移動能力が維持され、生活自立度が高まります。
転倒リスクが下がる
ウォーキングを続けることで、バランス能力が良くなり転倒のリスクが低減します。
下半身の筋力強化に加え、歩行動作を繰り返し練習することで、より確実に移動できるようになるのです。
認知機能の低下を防げる
ウォーキングによって脳由来神経栄養因子(BDNF)の分泌が促進されます。
BDNFには神経細胞を保護する作用があり、認知機能の衰えを抑制する効果が期待できます。
このように、高齢者にとってウォーキングには移動能力と認知機能の維持に大きな利点があり、要介護状態に陥るリスクを激減させてくれます。
「運動は苦手」という方も気軽に始められますので、毎日たとえ30分でも続けることが重要です。
健康寿命を意識した、自立した生活を送るためにも歩く習慣を身につけましょう。