街あるきからみえる地域のぬくもり
今日は友人に誘われて、若者がつくる地域振興団体のイベントで街あるきに参加してきました。
歩いた地域は、地元というわけではなく、時折車でそばを通るかなーくらいの商店街。
初めましての人がほとんどの、10名近いメンバーで街に繰り出しましたが、どんな人たちなのかというドキドキと、どんなお店にたどり着けるのかいうドキドキがない交ぜになっていました。
最近話題になっているコーヒー屋さんや地元メンバーがおすすめするお店をめぐり、たまに車で通るときの車窓からみえるものとはまた違った景色を見ることができました。
やはり自分の足でその場所の空気を感じながら歩くのは気持ちのいいものですね。
普段はそこに商店街があることはわかっていても、車の中ではその場所で生活を営む人たちの表情を観ることまではできません。
道中、一緒に歩いたメンバーが10年以上昔アルバイトしていた団子屋さんが近くにあるということで顔を出してみると、お店の方も覚えていて、お互い表情がほころぶ瞬間が。
さらに、みたらし団子を購入したところ、少しサービスまでしていただき、人情というか、人とのふれあいだなあと感じました。
そのやりとりを目にして、こちらまでなんだか温かい気持ちに。
また、今回のイベントでは、商店街にある印刷会社が出している店舗でノートづくりのワークショップを体験することができました。
生まれて初めてリングノートを自分で作りましたが、普段使っているノートがこんな機械で作られているのかと思うとなんだか感慨深く。
そのお店には、活版印刷の機械も置かれていて「昔はこういう仕組みで印刷をしていましたよ」と解説をしてくださいました。なんだか、そんなやりとりも嬉しいなと感じている自分が。
今日だけでたくさんのお店の方の笑顔に触れることができ、そのたびにエネルギーをいただくことができました。
地域活性化や地域振興について学んでいるわけではありませんが、今日のように街中を歩くことで、人と人とのつながりでその地域に住む人の笑顔があふれることが活性化につながるんだろうなと強く感じました。
と同時に、自分の住んでいる街でも同じような景色があり、そこに住む人々がいることを改めて思い返しました。
そうそう、今度は、自分の住んでいる街でも街あるきをしてみたいなーと少しの希望を胸に秘めたのは内緒の話です。
みなさんも、自分の街を歩いてみませんか?
普段と違う見方をすることで、新たな気づき、出会い、ふれあいがあなたを待っているかもしれません!