見出し画像

発信すること

こんにちは!今回はnote第2弾ということで、今回は私と法政大学陸上競技部のInstagramについて、少し綴ろうと思います。もしよろしければ最後までご覧ください!

法政大学と私

 私が法政大学のSNSで発信を始めたきっかけを話す前に、まず私がなぜ法政大学に入学したのか、法政大学陸上競技部とは自分の中でどのような存在なのか、手短に語らさせていただきます。

 実は私、中学・高校時代から、箱根駅伝をはじめとする各種大会を欠かさずチェックするほどの陸上ファンでした。そんな私が法政大学に惹かれるきっかけとなったのは、愛媛県出身でチームの主将を務めた清家陸さんの存在でした。同じ地方から箱根駅伝に挑戦し、仲間を率いて戦う姿に強く心を打たれ、「自分もこんな場所で走りたい」と思うようになりました。

さらに、都道府県駅伝の練習会で、同じ愛媛県出身で、ひとつ学年が上の矢原さんや長井さんが法政大学に進学することを知り、法政がより身近な存在になりました。大学選びに迷っていた高校時代、気づけば私の中で法政大学は「憧れ」から「目指す場所」へと変わっていました。そしてその想いが、最終的に進学の決め手となったのです。

入学

 法政大学に入学し、憧れだった大学駅伝の世界へ。しかし、そこにあったのは、自分が思い描いていたようなキラキラした舞台ではなく、泥臭く、汗にまみれて、必死にもがく日々でした。怪我や不調に苦しみ、思うように走れない自分が情けなくて、悔しくて、何度も心が折れそうになりました。

それでも、目の前には仲間たちがいて、必死に戦う姿がありました。けれど、ふと目を向けると、他の大学はどこか眩しく、キラキラして見えました。SNSやテレビでは法政大学の姿はあまり映らず、特集が組まれることも多くは無い。「こんなに頑張っているのに、なぜ――?」 そう思うたびに、もっと多くの人に仲間たちの努力を知ってほしいと思うこともありました。

けれど、1年目の自分にはそんな余裕などなく、ただ毎日を生き抜くことで精一杯でした。チームのために何かをしたいと思いながらも、何一つ力になれない自分がもどかしくて、悔しかった1年目でした。

2年目

2年目。後輩ができ、自分も少しずつ全体練習に参加できるようになってきました。苦しかった1年目を乗り越え、少しだけ視野が広がった気がして。生活にも慣れ、「自分にできることは何か」と考えたとき、思い浮かんだのはチームの存在でした。


法政大学の頑張りを、もっと多くの人に届けたい――その想いから、全日本大学駅伝予選会のメンバー紹介動画を作成し、Instagramに投稿しました。たったひとつの小さな発信ではありましたが、それがきっかけとなり、主務の岡本さんや坪田監督と相談しながら、夏前には広報担当としてInstagramの運営を任されることになりました。

夏合宿では、例年以上に男子マネージャーさんが協力してくれました。撮影してくれた写真はどれも熱く、力強く、そして楽しそうでした。その一枚一枚に、仲間の努力や想いが詰まっている気がして、どうしても形に残したくなりました。こうして、初めての合宿振り返り動画を制作して、Instagramに投稿することにしました。

そして、その流れは止まりませんでした。出雲駅伝、箱根駅伝のカウントダウン、各種大会の告知――少しずつ、更新の頻度も増えていきました。自分ひとりの力ではなく、男子マネージャーや選手たちの協力があったからこそ、法政大学の「今」を伝え続けることができました。

チームが戦う姿を、もっと多くの人に知ってもらいたい。あの日、自分がそう願ったように、誰かの心に届く発信をしたい。広報としての活動は、単なる仕事ではなく、いつしかやりがいに変わっていきました。

発信すること

 私がSNSで発信する理由。それは、このチームを知ってほしい、見てほしいという想いからです。選手たちの努力や想いを発信し、多くの人と感動を分かち合いたい――その気持ちが何よりも強くあります。

今年から、私はマネージャーを兼任することになりました。正直、悔しい気持ちもあります。しかし、わずか1ヶ月マネージャーの仕事をするだけでも、選手時代には見えなかった選手たちの頑張りが見えるようになりました。

結果がすべてとも言われる箱根駅伝の世界で、それ以上に心を揺さぶるものがあります。努力の積み重ね、仲間との絆、走ることへの純粋な想い――その尊さに魅せられ、感動し、心を動かされる。私は、その一端を担い、より多くの人に届けていきたいです。

これからも、この想いを胸に、発信を続けていきます。

最後に

私の語彙力や文章力は、まだまだ拙いかもしれません。思うように言葉が出てこなかったり、伝えたいことをうまく表現できなかったり、もどかしさを感じることも多いです。

それでも――私は、「想いを形に残す」ということが好きです。言葉にすれば、あの瞬間の感情や景色が色褪せることなく残り、いつか誰かの心に届くかもしれない。そう信じて、これからもnoteに書き続けていきたいです。

拙くてもいい。不器用でもいい。それでも、言葉を紡ぐことで、いつか今よりもう少し伝わる文章が書けるようになれたら。自分の感じたこと、大切にしたい想い、心が揺れた瞬間を、これからもひとつひとつ、言葉として刻んでいきたいです。noteを書く中で、発信する力も高めていきたい所存です。

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!

いいなと思ったら応援しよう!