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【ディスコグラフィ】#1 ゲーム編
先月23歳になりました.この歳になると学生と言えど流石に忙しくなってきて,ゲームにせよ,音楽にせよ,既に好きなものばかりに触れてしまい,それ以外のジャンルに手を伸ばす冒険心みたいなものが薄れてきます.
ではその「好きなもの」は一体どこから来たんでしょうか?ふと気になったので,自分の人生に影響を与えたと感じる作品・人物を趣味ごとにまとめてみることにしました.同世代の方に楽しんでいただければ幸いです.
第1弾はゲームです.理由は,そもそも上記に思い至ったのが「ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム」プレイ中のことだったからです.それでは行きましょう.
【第3位】ジャンプアルティメットスターズ(DS/任天堂,2006)
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第3位はジャンプアルティメットスターズです.ジャンプ41作品,300以上のキャラクターが登場する対戦格闘ゲームで,限られたマス(=デッキ)の中に使いたいキャラのコマを自由に配置して戦うのが特徴です.このゲームで興味を持って漫画を読んだ作品も数多くありました(るろ剣,幽遊白書,ボーボボなど).
発売当時自分は6歳で,中学生の兄がドハマりしているのを見て羨ましがり,しばらくして中古で買ってもらったのを覚えています.
ゲームとしての面白さだけでなく,少年漫画への入り口にもなってくれたことから,本作品を第3位に選びました.
【第2位】ダンボール戦機(PSP/レベルファイブ,2011)
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ダンボール戦機はロボットのパーツを集めて戦うプラモクラフトRPGで,ゲームの他にコロコロコミックスでの連載,アニメ,プラモデルなど多数のメディア,グッズに展開されました(全部ハマってました).
コロコロではイナズマイレブンとセットで取り上げられることが多く,アニメの放送枠もイナズマイレブンの前後どちらかだったと記憶しています.自分は圧倒的ダンボール戦機派でしたが,世の小学生の間ではイナズマイレブン一強,というかイナズマイレブンサイドからはダンボール戦機など眼中に無かったことと思います.
ストーリーを軽く紹介すると,この作品の舞台は,玩具でありながら兵器と同等の武力を備えた小型ロボットLBXが普及した社会です(強化ダンボールの中で戦うため,ダンボール戦機と呼ばれます).LBX開発者の息子である主人公・山野バンは,ある日見知らぬ女性から謎のLBXを託され,このことをきっかけに世界を救う戦いに巻き込まれていきます.
スポーツを楽しめるタイプではなかった自分のような少年たちにとってアツ過ぎるストーリーと,作品内のLBXがプラモデルとして1/1スケールで手元に置ける臨場感が忘れられず,第2位とさせていただきました.
【第1位】ポケットモンスターパール(DS/任天堂,2006)
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このタイトルに触れずして僕の人生は語れません.第1位はポケットモンスターパールです.内容は説明するまでもない上に,1位たる由縁も同世代の方であればきっと感じ取っていただけることと思うので,多くは語りません.
自分はこの作品でいわゆる「三値」(ポケモンのステータスを決める3つの隠しパラメータ 努力値・個体値・種族値のこと)を兄から教えてもらい,ポケモントレーナーとしての道を歩み始めました.初めて育成したポケモンはフーディンだったと記憶しています.はじめにシンオウのポケモンではなく第1世代を選ぶところが乙ですね.
兄との思い出だけでなくポケモンをきっかけにできた友達も数えきれず,「人生に影響を与えたゲーム」として本作品以上にふさわしいソフトはありません.ありがとうポケモン.サトシお疲れ様でした.
【番外編1】ゼルダの伝説トワイライトプリンセスHD(Wii U/任天堂,2016)
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番外編として,惜しくもランクインさせられなかったものの,別の観点で思い入れのある作品を紹介します.
上述の通り,自分の人生に最も影響を与えたタイトルは「ポケモン」で間違いありませんが,最も好きなゲームタイトルは,と聞かれたら自分は「ゼルダの伝説」を挙げます.本作は自分がゼルダにハマるきっかけとなった作品です.
現在のゼルダの伝説といえば,攻略順すら自由な超絶オープンワールドが特徴ですが,本作は昔ながらのストーリーに沿った王道RPGとなります.新作のように攻略順に自由度を持たせるためにはどうしても各エピソードをある程度独立させる必要があり,ストーリーとしての完成度は旧作が勝るように思います.中でも本作は旧式ゼルダ特有のボリュームのあるダンジョンを,リメイクされた美しいグラフィックで攻略することができ,ダークな世界観も相まって没入必至な作品と言えます.
巨人の住居がそのままダンジョンとなった雪山の廃墟や,砂漠の処刑場での爽快感あふれるボス戦が特に印象的です.最新ゼルダはまごうことなき名作ですが,ダンジョンごとに新しいアイテムを入手して攻略していく昔ながらのゼルダが自分は好きです.
【番外編2】モンスターハンターRISE(Nintendo Switch/カプコン,2021)
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今は亡き兄との思い出は幼少期に遊んで貰った記憶が大半を占めますが,最後に一緒に遊んだ記憶は案外新しく,それがこの「モンハンライズ」です.
モンハンは自分よりも兄が傾倒していたシリーズであり,自分は4G,クロスのみ既プレイでしたが,Switchで良いソフトを探していて本作を購入しました.
社会人だった兄よりも自分の方が早く進められたため,「クエ手伝って」と,よくどちらが弟か分からない形で誘われていました.飛び上がったナルガクルガが着地する前に溜め斬りを当てた時に「プロハン!?」と褒められたこと(何歳になっても兄に認められるのは嬉しいものです)や,2人でバルファルクに3乙しまくった記憶が思い出されます.
モンハンと言えば,有名モンハン実況者「よしなま」の動画を兄弟揃って視聴しており,よしなまさんにもツイキャスか何かで一度お礼を言いたいと思っています.
今回は以上となります.他にもヨッシーアイランドDS,ドンキーコングジャングルクライマー,BLEACHヒートザソウル,ぼくらはカセキホリダーなど,紹介したいゲームは沢山ありましたが,ランキングとしては迷う余地なくこの順位となりました.
次回は漫画か音楽について書きたいと思います.それでは.