ACC NY滞在記 #09
Thanks Givingとか復員軍人の日とか、日本では耳馴染みのない言葉を目に耳にします。いまいちよく分からないので、そのままでいこうと思います。
November 10th, 2024
今日でNY到着からまるまる2週間経ちました。
だんだん予定を詰め込むのもどうだろな、と少し冷静にスケジュールを検討しようと思い始めています。とはいえ、ダラダラしてしまうと2ヶ月はあっという間なので、良い塩梅で。
ダンスはなんとなく孤独
Gibney通いもだいぶ慣れ、何度か一緒にクラスを受けている顔見知りが出てくるようになり軽く挨拶したり。基本ダンスのクラスってストイックにエクササイズやワーク、振りに向き合う時間なので結構孤独なんだよな、ということに最近気がつきまして。CIや即興のクラスも同時並行で受けているから尚更感じます。
クリエイション型のワークショップや作品を一緒にやらないとなかなかダンサー同士で交流が深まることが無い、というちょっとした問題をダンス界隈は抱えているように思っていて、どうやったらもう少し界隈内での交流が生まれるのか、というのは最近興味に思っていることの一つ。どうしても自分の見えている知っている範囲だけで活動していると、行き詰まりを感じやすく続けるのが難しくなると思っています。自発的にいろんなところに顔を出したり、貪欲に情報を集められればいいのですが、もう少し互助会的に何かできたりしないのかな、と。
ソフトとしてコミュニティを作るのもアリですが、ハードとして人が集まれる場所、あそこにいけば誰かいる、みたいなオープンな場所が日本のダンス界隈にあるとまた良い影響があるように思っています。やはり物理的な場所って大事、それはGibneyに通いながらも感じています。
洗濯、自炊そして少しのダラダラとした時間
予定としてはGibneyで1クラス受けるだけだったので、帰宅してコインランドリーへ。帰宅、という言葉が違和感なく使えるくらいには生活が馴染んできたようです。
そして1週間ぶりの自炊。なんやかんや自炊は買い物に時間もかかるし、意外と遅くまで外で活動していることも多かったのでほとんど外食というか、マンハッタンで食事すると高いのでBrooklynまで戻ってテイクアウトを買って家で食べる、というのが定石になってきてます。家の近くのデリが遅くまでやってたり24時間営業だったりなのもあり。そして味も悪くない。
でもただ単に料理する、ていうのは良い時間です。
どうしても予定を詰め込みがちになるのでダラダラと過ごす時間、ゆったりと過ごす時間を忘れてしまいがちなので。自炊はそれを思い出させてくれるような時間。
個人的に海外とか遠征だと大量に作って何食か賄えるのでスープを作りがちです。基本切って煮込むだけですし。野菜食べている感じも身体に沁みます。
一つ気になったのは、海外のベーコンを調理するとやたら燻された匂いがする。部屋がベーコン臭くなりました。
November 11th, 2024
日本的にはポッキープリッツの日ですが、アメリカ的には復員軍人の日だそうです。祝日なんですね。祝日なんだけど祝日扱いされてないみたいです。全部wiki情報ですが笑
お得に観よう、$10チケット
昼からGibneyで2本クラスを受ける。先週に引き続き、BrandonColemanのコンテンポラリークラスとIsaac Martin LernerのAdvancedフロアワーク。どちらも親近感のある動きのクラスながら、あまり使わない神経を使うフレーズをもらえるのでタメになります。
クラス終了後は、Joyce Theaterのボックスオフィスまで。なんでも$10で見れるチケットがあるとのことで、本当は電話予約できるらしいのだけど音声通話できないので直接買いに。劇場によるとは思うんですけど、色々な価格帯があるんですね。日本だと最前列はめっちゃS席みたいな扱いですが、Joyceでは近すぎて見づらくない?席扱い。なので$10。安く見られるのならどんなものか試してみよう、というのと海外でチケット窓口で買う経験もしてみたかったので。
そういえが先日のLimón Dance Companyのチケット買った時に気づいたのですが、海外だから客席図も日本と逆なんだな、と。確か海外だと演者目線なんですよね、名称が。
ex)下手(客席から見て左側)がStageRight
一応事前になんて聞けばいいのか文章を考えといて、いざ窓口に。
多分窓口の人も慣れてるんでしょうね、難なく買えました。
他にも色々お得なチケットの買い方があるみたいです。上手くやればかなり安くチケット買えるし、たまに激安で良い席手に入ることもあるみたいです。
一応タメになりそうなのを↓貼っておきますが、体験レポートできたらします。オペラやミュージカルなどお高めなチケットはこれで狙ってみようかしら。
言葉がなかろうが、伝わるものは伝わるし、わからないものはわからない
夜はJudson Churchでパフォーマンスを。
今日は2組。1組目は椅子二つを使ったモノローグというか語りによるパフォーマンス。6割ぐらい何言っているのかわかなかったのですが、なんとなく内容が伝わってくるのは間の感じや動きの質感のなせることなのだと興味深く。
2組目は…なんかよくわからなかったです。泣き笑いみたいなことだったのかな?ちょっとよくわからなかったです。まぁ無料(カンパ制)のパフォーマンスなので当然当たり外れはありますよね。
でもみんな温かい拍手してて優しい。人前に立つってこと自体が既にすごい、てことなのかもしれませんね。
集まってくる観客の人たちもクセの強い人たちなので、自己紹介でこんなことやってるよー、リサーチに来てるよー、と伝えるだけで色々情報がもらえたりします。
なので月曜夜のJudson通いは恒例になりそうです。
問題は情報貰いすぎてちょっとパンク気味、消化不良気味って点ですね。
教会を出ると、アジア系の子がAirPods落としたらしく、探すの手伝ってくれないか?と頼まれる。冠ちゃんと共にスマホのライトで辺りを一緒に探す。GPS的にはこの辺にあるんだけどなぁ、と15分ほど探していると、なんと見つかりました。
まさか海外でAirPods探す経験できるとは思いもしませんでした。
軽く一杯飲んで、帰宅して昨日の残りのスープとテイクアウトで晩餐。
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