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ACC NY滞在記 #01


October 28th, 2024

いよいよ出発。
羽田からの直行便、およそ時差分が飛行時間にあたるため時差ボケがとても心配。中学生の頃、家族旅行で西海岸〜グランドキャニオンを弾丸ツアーで行ったのですが、時差ボケが凄すぎて終始朦朧としてたので…

空港で見送られる、という稀有な経験

国際便は3時間前に空港へ、というセオリーに乗っ取り3時間前に集合。
AmericanAirlineのチェックインカウンターは長蛇の列。
Thanksgivingが近いからかしら?と思っていたけど、スタッフの方の話によると、ここ最近平日でも満員だそうです。

特に滞りもなく、無事にチェックイン。
自力で海外行きの航空券手配してチェックインするという経験が初だったので内心アワアワしていた部分もありましたが、なんやかんや歳を重ねて肝が据わっているのだなぁと思ったり。

なぜかザジ・ズーの木村くんが見送りに来てくれました。

ザシ・ズーの木村友哉くん

冠ちゃんが仕事で一緒になった時に「見送りに行きますよ!」となぜかノリノリだったらしく、時間伝えたら来てくれたそうです。
私は初めましてでしたが、保安検査所通るまで一緒にラーメン食べたりビール飲んだり、短時間ながら色々話したり。一回りくらい下の世代の面白いぶっ飛んだ感じがあり、ナイスガイ。
空港で見送るのも見送られるのも滅多にない機会、良い時間でした。

長時間フライトはしんどい

久々の長時間フライト。
映画でも見てみようかな、と思ったけどあまり食指が動かず快適なポジションを探しながら仮眠し続けるという13時間でした。
冠ちゃんは「E.T」を観て、MyBestが更新されるくらいの衝撃を受けていたそうです。

税関はやはり時間がかかる、なぜあんなに待たされるのだろうか

2時間くらい眠り、ほぼ覚醒したままNYはJFK空港に無事到着。
eSIMも自動的につながり、通信は問題なさそう。

で、税関。
やっっっったら待つ。多分1時間くらい並んでたと思います。
ビザの申し込みでアメリカ大使館行った時もそうだったけど、窓口たくさんあるのに開いているのは数少ない、ていうのはアメリカ式なのでしょうか?
あとどうしても税関に並んでいると中川家のネタが頭を過ぎりますね。

とくに問題なく、税関を通過。

滞在先までの移動も問題なく、無事チェックイン。
今回はAirbnbで滞在先を決めました。ホストの方も丁寧でノリが良く、いい感じ。

初日から久々の再会

その後、現在文化庁の在外研修で偶然同時期にNYに滞在している翔太と待ち合わせ。翔太とは東京芸術劇場主催のリロ・バウアーのワークショップで一緒だったり、その時のメンバーで自主公演したコムナルカの舞台でも一緒だったり、THEATRE MOMENTSでも共演しています。しかも親子役。あとコロナ中の企画で西会津でAIRしたりも。
インド料理屋でNY滞在先輩から色々ご教示いただきながら、NY初の食事。
翔太曰く、値段もお味もよかったとのことです。NY初日なのでまだそのへんの感覚がわからず。

文化庁の在外研修で一足早く研修開始しているNY滞在パイセンの友野翔太くん

October 29th, 2024

NYの朝は早い、ホントに

短い眠りを繰り返すという時差ボケらしき症状にやられ、どことなく睡眠不足。以前英国にツアー公演に行った時も似たような症状が出たので、多分私の時差ボケはこうゆう症状なのでしょう。
冠ちゃんが起き抜けにしいたけ茶を淹れたかと思えば、すぐさま散歩に行くというので共に朝散歩へ。時差ボケには朝日を浴びると良いと言いますし。

しいたけ茶を飲み切る前に出発するというので仕方なくニューヨーカースタイル

まだ8時前だというのに子どもたちが学校に向かっていたり、大人たちも子供を送りがてら仕事に出かけているようで、なんだかNYの朝は早そう。
マンハッタンに仕事で行く人はこのくらいの時間には活動を始めているってことなのでしょう。

Brooklyn、もといBrownsvilleという街

滞在先はBrooklyn。
Airbnbで予約する際に一応治安とか調べておこうとBrooklynで調べてみると、悪くなさそう。むしろ地図の感じだとBushwickというエリアに近く、アーティスティックな街っぽいので良さそう、ということで決めたのですが…
実はBrownsvilleというエリア名が正しいらしい。Airbnbの謳い文句も「Luxurious Brooklyn Gataway!」だし住所もBrooklynだからすっかりBrooklynだと思っていたらBrownsvilleらしい。

Most Dengerous hood…響きが強すぎますね。
とはいえ、実際危ない感じは全然無く。絡まれることも無いし、みんな普通に生活している住宅街。めっちゃウーハー効かせた車がしょっちゅう走っているけど、東京でもそんな地区ありますもんね。
まぁまだ滞在して1週間程度なのでこれから何が起こるのかは分かりませんが…変な緊張感は持たずに溶け込むように暮らします。
(※この記事を書いているのは11月5日)

侍の魂

前日を移動日だと考えれば、滞在1日目。
まずは生活の諸々を揃えたり、近くを散策。NYは至る所に公園があって昼間から大人が屯してまったりしていてとても良い。ベンチもたくさんあるし、これが東京には無い豊かさなんじゃなかろうか、とさえ思います。

夜は自炊。
買い物を含めた自炊する時間取るくらいなら外食して色々と体験した方が良い、というアドバイスもいただいていたのですが、残念ながら早速自炊。
確かに不慣れなスーパーで品物を探すのは時間がかかるし、色々勝手が違うと手順がバタバタで余計な時間がかかる。

そして何より…
包丁が切れない!というか、包丁がない!これは単純に調理器具が揃ってないだけなのかと思ったけど、アメリカの包丁は切れないみたいです。

これは自炊厳しいかもなぁ…と思いつつもなんとか仕上げる。
欧米圏ならパスタは大ハズレしないだろう、ということでパスタ。切れない包丁で頑張りました。
(実際はサラダはカット野菜だし玉ねぎ切っただけ。鶏肉は引き千切った)

消防署がすぐ近くなのでやたらサイレンを鳴らした車が外を通る。
サイレンの音を聞きながら、おやすみなさい。このサイレンにもすぐ慣れることでしょう。

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