甲斐・信濃の旅(1日目)
7月末、山梨と長野に、3泊4日の旅行をしました。1日目が長野泊、2日目と3日目が山梨泊という日程です。長野は初めてでして、主目的は川中島古戦場史跡、次いで、善光寺でした。
2016年のBSプレミアム[大河ドラマアンコール]で「武田信玄」を観てからというもの、お館様(中井貴一さん)崇拝者と化した私ですが、柴田恭兵さん演じる上杉謙信公も負けず劣らず魅力的でして、川中島行きを決めた次第です。「武田信玄」はNHKオンデマンドにて絶賛配信中ですが、川中島の戦いを描いた、第27回・第28回(サブタイトルは『川中島血戦』)は、繰り返し観てしまいます。
話を戻して、北陸新幹線のグランクラスで長野に向かいました。グランクラスは一度乗ってみたかったのですが、1時間強の乗車時間ですと、もったいないかもしれません。が、せっかくの旅行ですので😌 アテンダントサービス付きのグランクラスでしたので、軽食とアルコール付き、短い時間とはいえ、優雅に車窓を流れてゆく景色を楽しみました。
リフレッシュメントは、和食と洋食のどちらかを選べます。自分は洋食を選択し、赤ワインとウイスキーをオーダーしました。飲み放題となっていますが、乗車時間が短いので、あまり飲まなかったです。調子に乗って飲みすぎたら、夏真っ盛りということもあり、川中島どころではなくなってしまいます。また、長野に着いたら、どうしても入りたいお店があったので、胃袋の容量を残しておく必要もありました。
そうこうするうちに長野駅に到着、メトロポリタンホテルに荷物を預けて最初に向かった先は、「カレーショップ山小屋」さんでした。長野では有名な人気店です。カレーマニアなもので、ランチは絶対にここと決めておりました。開店10分前に店の前に到着、開店までがとても長く感じられました。
ここは「元祖・納豆カレーの店」だそうですが、自分は、ヒレカツカレーとカレカラ(カレー風味の唐揚げ)と、ここでも赤ワインのグラスを頼みました。カレーは温玉トッピングです。
もったりとしたルーは苦手な私ですが、ここのカレーはさらさらしすぎず、もちろんもったり系ではなく、本当に美味しかったです。カレカラもからっと揚がっていて、長野駅から暑いなか歩いた甲斐がありました。お腹いっぱいになってしまい、動くのがやや面倒になりましたが、そんなことは言っていられません。「いざ、川中島!」です。
幸いなことに、道路を挟んでお店と反対側にバス停があり、そこから川中島古戦場行きのバスに乗って、川中島古戦場史跡へと向かいました。所要時間は20分程度。
夢にまで見た信玄公・謙信公の一騎討ち像に、いやが上にもテンションが上がります!! 20分くらい、この像の周囲をうろうろし、御守を買って、川中島八幡社を後にしました。次の行き先は典厩寺です。
最寄りバス停の「水沢典厩寺」で下車、ミストサウナのような空気をかきわけるようにして、お寺を目指しました。徒歩15分くらいで着くはずが、方向音痴が祟り、30分くらいかかりました。典厩寺は、川中島血戦で討ち死にした、信玄公の同腹の弟君・武田典厩信繁公を祀ったお寺です。
観光客はほとんどおらず、ゆっくりと回ることができたのですが、間抜けなことに、併設されている川中島記念館に寄るのを忘れてしまいました……。しかも、典厩寺からの帰り、またしても道に迷ってしまい、ようやく「水沢典厩寺」バス停に着いた時は、心底安堵したものです。
ホテルに戻る前に、善光寺に寄ることにしました。観光客で賑わっておりましたが、特筆すべきことはありません。到着した時には疲れ果てていたこともあり、手早く参拝をすませ、御朱印を買って、寺を後にしました。
馬肉好きなので、夜は「バニクマン」というお店に行きたかったのですが、予定を変更して、長野駅構内で夕食を調達し、ホテルへ。
駅前には、↓のような、心惹かれるお店もあったにはあったのですが、疲労感が食欲を上回りました。「ゴールデン酒場」さん、いつか行けるといいなあ。馬刺しもあるし。
部屋に入って、まずはシャワーでさっぱりと身を清め、その後、クラフトビールとハイボールで喉を潤し、ホットドッグとサンドイッチを完食して、この夜は就寝しました。