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サンホラに人生狂わされて14年経ったのでドイツで聖地巡礼した④


ヴァルトブルク城(Wartburg)

ヴァルトブルク城見学の続きです。

城門をくぐって城の中庭へ。

なんだかめっちゃかっこいい井戸がある!!
なんだこれ!!!!

世界一かっこいい井戸かも
筆者の推し(Märchen von Friedhof)は井戸から生えてるキャラ(?)なのでアクリルと記念撮影

この井戸を見た時点で、来て良かったなと思いました。

でも、ちゃんとお城の中も観光しますよ。
チケット売り場でガイドツアーのチケットを12ユーロで購入。プラス3ユーロで撮影許可がもらえました。
ガイドさんの指示に従ってお城の中へ。ガイドツアーはドイツ語でしたが、各国語のオーディオガイドも借りれるようです。


入ってすぐにルードヴィング家の皆さま方とご対面…!
おお…これが推しのご先祖様…


一番感動したのは、全面が美しいモザイクで彩られたエリーザベトの間(Elisabethkemenate)。
とにかく美しい空間で、繊細な装飾に見惚れてしまいます。

壁も天井も床も全部モザイク
聖エリーザベトの生涯が描かれている

聖エリーザベトがどれほど人々の敬愛を集めていたのかがわかりますね。


ヴァルトブルク城はワーグナーのオペラ『タンホイザー』の舞台でもあります。豪華絢爛な祝宴の間はコンサートホールとして使われているとか。

祝宴の間

写真左側の大きな旗は、現在のドイツ国旗の元になったと言われるもの。ナポレオン戦争後にドイツ統一と自由主義を掲げた学生運動(Burschenschaft)の旗だそうです。

こちらはルターが聖書をドイツ語に翻訳した部屋。

ルターの部屋 めっちゃ寒かった

ルターの聖書が元になって、国語としての標準ドイツ語が形作られていったそうです。
国旗と国語、現代ドイツの源流はテューリンゲンの森にあるのかも知れません。

そうだよね?Revoちゃん?
だからわざわざテューリンゲンとかいうマイナー地域を舞台にしたんだよね!??!?
オタク、14年の結論です。

いかにも中世〜!な窓ガラスと廊下
蔦の生え方良すぎる 登れそう
かっこよすぎる


城内部の見学は小一時間くらいでした。
小腹が空いたのでカフェテリアで腹ごしらえ。

ウクライナ料理のソリャンカというスープ

ドイツに来て最初のまともな食事なのにウクライナ料理を頼んでしまった。
かなり寒かったので、ばっちり体が暖まりました。


行きと同じ3番のバスで、街に戻ります。
宿にチェックインして休憩したら、流石に疲れていたのか5時間爆睡…。

すっかり遅くなってしまったので夕食を調達しに行きます。
中央駅向かいのスーパーKauflandは遅い時間まで開いていました。助かる〜!

この街の生命線 Kaufland
東ドイツのコーラを入手
ソーセージ入りのパンとりんご、ヨーグルト

朝ごはんみたいな取り合わせの夕飯を調達。

2日ぶりのシャワーを浴びて、この日は終了です。

翌日はアイゼナハの市内観光と、テューリンゲンの州都エアフルト(Erfurt)観光を予定しています。

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なめこ
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