他者との比較は決してマイナスではないのだよ
昨日、娘のお友達宅へ親子でお邪魔した。
子ども達は仲良く遊び、その間にママ友と雑談。彼女との雑談では気づきを沢山貰える。
だから話をしていて興味が尽きない。
産前は教師をしていた彼女。
産後も自ら学び、その考えや学びを伝えシェアする姿は教師時代から来るものなのかと納得してしまう。
コロナ禍での人間関係、食に関する考え方、子ども達の未来など彼女から出る言葉達に興味且つ、関心が途絶えることはない。
そんな中、彼女は夢の話をしてくれた。
夢の延長線上のような寝ぼけてる合間にやりたいことが沢山降ってくると話してくれた。
それはこんな楽しいこと出来たらと常に考えているからなのかもしれないと話す彼女。
そんな彼女の感覚が羨ましく思えた。
そして、ワクワクすることは周りに声掛けをし実現していくとサラッと話すことにも感銘を受けた。
私は頭に浮かんでも中々行動に移せずウジウジしているタイプだから彼女の言葉が新鮮でもあり衝撃的でもあった。
そんな彼女に問いかけられた。
「したい事ある?」
本当はあるのに真っ直ぐにサラッと実現しているように見える彼女の前で私はまたやはりウジウジと黙り込んでしまった。
しかし、彼女の魅力を自分と比較することで知ることは出来た。
他者との比較はマイナスに捉えられがちだがそうではない。比較し、自分には無いが分かるからこそ有るも認識出来るのだ。
私にはすんなり行動する思考は無いけれど、慎重に行動できる思考はある。
どちらが優れていてどちらかが劣っていると言うことを伝えたいのではなく、無いがわかるからこそ自分の中にある素晴らしい有る(得意な事)が分かるのだ。
彼女との比較から自分の愛おしい部分を知ることが出来た。
比較をこんな風に捉える事を教えてくれたママ友に感謝した。
彼女のまだ見ぬ魅力を発掘出来る機会を娘が繋いでくれたこと、そんな娘から生まれたこのご縁を素直に嬉しく思った。
また改めて彼女の問いに答えられる日が来たらいいなとも感じた。
「なんかしたい事ある?」
あなたみたいな自立した生き方や、悩みもがきながらも行動し続ける女性のインタビュー誌を作る事です。
と、彼女にインタビュー依頼をする夢を描きながらまだ内に籠りモゴモゴしているトンマな自分を何だか愛おしくなる午後だった。