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TomoPoetryー友野雅志の詩

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日々書きためた詩の中から、noteスタートしてしばらくしてからの最近のものをのせています。それ以前は、下をご覧下さい。   …
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#三分

三分のあいだ、、、

三分のあいだ、、、

三分のあいだ
鳥は止まり、歴史のページがひらいたままだった
ひらひらと

眼は
あおい波でおおわれた
ひだひだと

きみの向こうの青信号のように
うつむいて眼のいろはみせない

こころの傾きをみせない
だが きみは見ただろうか 

あの傾いた陰を

きみの母親はきりさかれた
口にスプーンではこばれる粟をたべて
きみは命を知った
毎日の夕陽のようなお椀

いつだっだろう 別れたのは

生きているなら

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