友野雅志の宇宙ーTomocosmosー作品いろいろ

Tomocosmosは、友野雅志のpainting.poetry.photo.haiku.essay.blog を集めた世界です。

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マガジン

  • TomoPoetryー友野雅志の詩

    日々書きためた詩の中から、noteスタートしてしばらくしてからの最近のものをのせています。それ以前は、下をご覧下さい。          https://ameblo.jp/masapoetry

  • カメラ、写真日記ー友野雅志のカメラについての思い

    カメラ、写真についてど素人が思うことを書きます。 noteスタート以前のものは下をご覧ください。 https://ameblo.jp/tomophotograph https://www.instagram.com/masashitomono

  • Tomoのブログー友野雅志のいろいろ思うこと

    思うことをその時々書いています。noteスタート以前のものは下をご覧ください。 https://ameblo.jp/pololitomono/

  • TomoPhotosー友野雅志の写真

    散歩で出会う小さなうつくしさを残します。 古い写真は下にあります。                   https://ameblo.jp/tomophotograph/

  • TomoHaiku友野雅志の俳句

    日頃書きためた俳句です。noteスタートからの最近のものだけのっています。それ以前は、下をご覧下さい。 https://ameblo.jp/tomohaiku

最近の記事

三分のあいだ、、、

三分のあいだ 鳥は止まり、歴史のページがひらいたままだった ひらひらと 眼は あおい波でおおわれた ひだひだと きみの向こうの青信号のように うつむいて眼のいろはみせない こころの傾きをみせない だが きみは見ただろうか  あの傾いた陰を きみの母親はきりさかれた 口にスプーンではこばれる粟をたべて きみは命を知った 毎日の夕陽のようなお椀 いつだっだろう 別れたのは 生きているなら緑ら 死にゆくなら白で 今夜もわたしたちは 昼間のたたかいのあと 泣いて寝る

    • 最近もち歩くカメラ2

      前回、最近もち歩くカメラ1で、TX-1を紹介した。TX-1は、いわゆるパナライカと呼ばれる、Panasonicと Leicaの共同作業で作られたカメラである。レンズはLeica、本体はPanasonicと言っていい。 TX-1は、25mm、F2.8から250mm、F5.9のズームをもち、撮像素子は1inchである。 1inch‼️と驚く、あるいは、大丈夫⁉️と心配される方もいらっしゃるだろうと思う。しかし、案ずるより産むが易し、である。 わたしはNikonのFE、Canon

      • もどってくるんだね、、、

        きみの親は水もになった あるいは 裂かれて朝焼けに どうしてかわかるだろうか きみはどうしてここを知ったのだろう どこで落としてきたのだろう かなしみやぜつぼうを カラフルな衣装の歌のあと きみが忘れたい台所が見える きみの呼吸がきこえる椅子が なにもかも無くなった街路にある 見えなくなってしまったのは、わたしだろうか 母をなくした子の眼を 忘れてしまったのはわたしだろうか 子どもの眼の向こう側の空を わたしはもどっていく きみは見えるだろうか すべてを捨てさり 魂だ

        • きみにわたしが見えるかな...

          わたしは目をひらいて くらい空に浮かぶきみを見ている きみはそこにいるのか 割れた窓ガラスの 囲む世界に すべてをゆがめる ひとの世界に きみに話しかけているのは わたしのなかの神だ あとは地上で燃えている わたしの 死だ そう あれがわたしだ あるいは これがわたしだ わたしのかけらが輝きながら あなたのなかを通りすぎる そのつめたい明るさがわたしだ まもなく きみの頬を きみの骨髄を そしてあおい眼の天体を とおりぬける 会釈をした聖者のように 死を定められた罪人

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        • TomoPoetryー友野雅志の詩
          153本
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        • 鬱の時間ー友野雅志の鬱
          7本

        記事

          拳銃と.....

          日本に経験なくて、東南アジアで初めて経験したのがいくつかある。 50年近く前のことだ。 学生のわたしは『ミッドナイト*エクスプレス』という映画を観た。トルコで大麻所持で逮捕された男が終身刑で刑務所に入る。絶望的な中で、所長を壁に押さえつけると、洋服掛けの金属が所長の首に刺さる。彼は所長の服を着てトルコからイスタンブール、そしてギリシャへ脱出するという、実話である。 イギリス人のガールフレンドや、カナダ人とアメリカ人の友人に聞くと、イスラム教では麻薬は殺人罪の次に重いから、絶

          最近もち歩くカメラ2

          前回、最近もち歩くカメラ1で、TX-1を紹介した。TX-1は、いわゆるパナライカと呼ばれる、Panasonicと Leicaの共同作業で作られたカメラである。レンズはLeica、本体はPanasonicと言っていい。 TX-1は、25mm、F2.8から250mm、F5.9のズームをもち、撮像素子は1inchである。 1inch‼️と驚く、あるいは、大丈夫⁉️と心配される方もいらっしゃるだろうと思う。しかし、案ずるより産むが易し、である。 わたしはNikonのFE、Canon

          国境をどんどん越えて恋する若者たち

          下は、卓球の石川選手が中国語のアナウンサーの質問に中国語で答えていた、日本人の卓球選手は中国語を話す、そして石川選手は中国の選手たちにプレゼントを持っていて、そのひとつを彼女が好きな中国の男子選手に渡すようにお願いしていたーーーーという記事である。 その上は、アメリカのオリンピック卓球選手(左)、ドイツのオリンピック卓球リーダー(右)である。多くの中国人がアメリカやヨーロッパに帰化して、そこで卓球のオリンピック選手になっている。 そのうち、多くの中国選手がいろいろな国の代

          国境をどんどん越えて恋する若者たち

          最近持ち歩くカメラ

          歳と共に変わったのはカメラである。 20歳の頃、アサヒPentaxSPのセットをもらって、スタートした。ヨドバシカメラの安いーーーーといっても学生には高かったーーーートライXをたくさん買い、たくさん取り、深夜たくさん現像し、その中からごくわずか焼き付けていた。 その後、フルサイズのNikonFEとCanon AE1になり、その二台を長く使っていた。その頃は沖縄でいつも車に乗っていたので重さは気にしなかった。 ところが、東京へ引っ越し、車を手放し、60歳が近づくと、フルサ

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          早朝の千駄木散歩。四年前も同じような写真を撮っていたんだと納得。

          早朝の千駄木散歩。四年前も同じような写真を撮っていたんだと納得。

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          バリでの計画変更

          上はクタビーチである。本当はたくさんのビーチパラソルが並び、お店が並んでいるらしい。 五十年近く前は、本当に、観光客は少なく、いわゆるヒッピーが何名かいるだけで、お店も、ビーチから大通りへ向かう細い道に何軒かの焼きそば屋があるくらいだった。 わたしより先に日本を離れてイギリスに向かったイギリス人のガールフレンドから絵葉書が来た。ーーーークタビーチのゲストハウスXXX番に2ヶ月止まる予定だから、もし良かったら来て。ーーーー イギリスの大学院進学を計画して、ロンドン大学の比較

          どこに就職するか⁉️

          どこに就職するか⁉️ 大学を受験する時も何学部にするか悩み、親からの強い要求があったが、結局わたしは、親の要望には見向きもせず、また自分自身の望みも捨てて、その中間の道を選んだ。 それは就職の時も同じだった。いや、最終的には、わたしがわたしの望みの道を誰にも告げず、決めて選んだと言える。 大学卒業の時、就職試験で合格した会社は三社あった。 ひとつ目は電◯。何名応募したか知らないが、ほぼ決定した最後の七名で副社長と会談した。その場で、副社長から、「あなたはリーダーシップ

          仕事を選ぶとは

          わたしは、28歳からコンピュータの仕事に入った。別にコンピュータに興味があったわけでもないし、ましてや好きだったわけでもない。 食べるための仕事をいろいろさがしたが、沖縄では中途で採用してくれるところはなく、食べるためにコンピュータ会社で働き始めた。 しかし、日本では日産の次に、工場の自動化とPCでのコントロールのシステムを動かし、満足した。寝ていても、寝言ではプログラムを読み上げ、両手はキーボードを叩いていたというから、もともと模型や機械を組み立てるのが好きだったのが、はま

          河童忌

          今日は河童忌。若くして芥川龍之介が亡くなった日。昨夜、『河童』を読んだ。エンディングも忘れていた。現代にも通用する小説で、いろいろ考えてしまった。 河童忌や緑は揺れれどきみは来ず 古池やひなたに河童風香る 神田川、河童となりてクワァクワァア 梅雨明けや河童ベッドか地の下か 捌かれし河童まわりくる皿乾き

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          ガラスの向こうーー2

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          若葉、枯れ枝、そして木漏れ日。

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