遷移
平和に暮らし
何不自由なく生き
そして不平を言う
時代は変わり
今日僕らは何を求めているのだろうか?
これが多くの犠牲を払ってきた結果だ
Dear my song / OVER ARM THROW
依然はなんとも響かなかった歌詞が、時間が経って意味が少し分かるようになった。この歌詞は今の豊か過ぎる現代で迷える子羊となってしまっている私に刺さりずぎてしまった。
過去の英霊たちはこんな日々を夢見て国のためにと、家族、子孫のために生命を捧げてきたのだろうか。
もはや野生動物から襲われたり、地雷を踏んで吹き飛ぶといった生命の危険がない。致命的な病原菌もワクチンで発症の心配も少ない。
雑穀を食べる必要なくボタン1つでキラキラに磨かれた白米を食べられる。24時間営業のコンビニでは手軽にでめっちゃ美味い多くの食べ物が温かい状態で食べられる。
飢えとは何か?文字は知っていても正直想像できない。
さらに、福祉国家で保証が手厚い日本では働かなくてもは生けるだろう。
しかし、私たちはこの幸福をうまく享受できていないと感じている。それは資本主義が掲げる競争思想を徹底的に教育されてきたおかげだろう。
誰かより優れてなくてはいけない。
勝たなくてはいけない。
劣っていることは、恥ずかしいことだ。
人と違うことは、恥ずかしいことだ。
年上のが偉い。
年収が高い人ほど偉い。
お金持ちのが偉い。
人気のある方が素晴らしい。
・・・
現状に満足するな。
やはり、私も例外なくこの概念から脱却できずにいる。知ってはいるが、分かっていないから、理解出来ないし、行動にも繋がらない。
たるを知って生きていきたい。
欲望に溺れず生きていきたい。