夢溢れる新Fラン私大生に捧ぐチ○コん歌 〜社会人になったFラン私大生より〜
私事になりますが、4月より社会人になりました。なりたくもなかったので気持ち的には「なってしまった」という方が正しいでしょう。
大学生が人生における夏休み(私文に限る)であるとすれば、恐らく定年まで社会の極小の歯車として働き続けることになる今の私は言わば、
「夏休みを終え、次の長期休みまで何日あるのかを数え陰鬱とした気分の学生」
です。誰か助けてくれ。
皆々様、労働はつらいです。とてもつらい。つらくない?ぼくはつらい。
昔はスーパーのレジなどしておりましたが、たった5時間の業務が気が遠くなるほど長く、つらい。まだ二時間半程しか経っていない時に時計で時間を確認してしまおうものなら、残りの時間は体感無限にも思える長時間に早変わりです。つらいですね。
定年までの年数を考える。おぉマジかクソ長ぇやもうダメかもしれん。社会人の出だしの時点で、この懲役が終わるのはいつなのか考えてる時点で終わりですね終わり。残りの数十年の体感時間は馬鹿みたいに長いことでしょう。自分で自分の首を絞めている悲しきナマモノなワケ。
ところで、タイトルにFランと書きましたが、我が母校はボーダーフリーではありません。まぁ、それに近しい偏差値帯なんですが。"存在しない学歴で語る人間"と"本当に学歴の良い人間"が下を見て嘲笑い自己肯定感を高めることに努める現代の良きインターネッツにおける通念上のFランであります。枠組みの呼び方だけカッコイイあの大学グループのどっかです。
今回のnoteの対象はその辺の人間ですので、後に書かれているFラン私大というワードも全てインターネッツ通念上のFランを指します。ボーダーフリーのことは知らん。
とはいえ、我が母校の出身であることを自信を持って告げられる人間はいないでしょう。もしいたとすれば、それは皆様に笑いの種を届けることを至上命題とする亡霊だと思われますので存分にせせら笑えば喜んで成仏するのではないかと。
そのようなFラン大学に晴れてご入学された皆様、おめでとうございます。あなたの人生は終わってませんが、終わりの"わ"あたりまで足が沈んでいます。求められてるね、自覚。
というのも、Fラン私大というのは勉学に励む場としては下の下、ドトールの喫煙室にも劣る環境です。
なぜならFラン私大に来る学生のほとんどは、人生を妥協に次ぐ妥協で浪費してきた人間しか居らず、勉学に励もうとする人間などほぼ居ないのです。
・夏休みの宿題を最終日までやらない人間
・テスト前の「全然勉強してないわ〜」がマジで勉強してない意を指す人間
・予習復習なんてしない人間
・勉強しなきゃいけない時に動き出すのは深夜から
・一夜漬け大好き
そういう人間の集まりです。終わっとるね。終わっとるよ。
そのような環境で勉学に励もうと思い立つことも出来ようはずがないのです。なぜなら社会的動物である人間は周囲の環境に流されやすいので。
こと勉学においてFラン私大というのは高めあえる場では無いのです。大学という名だけは戴いているので卒業すれば大卒の称号は貰えます。やさしいね。
受験というシステムは優秀ですね。「励める人間」と「励めない人間」を綺麗に分けてくれる。
割れ窓理論における割れ窓、あるいは腐ったミカンである我々「励めない人間」を一箇所に集め、綺麗な学び舎で新鮮なみかんである「励める人間」同士が集められ、相互作用的に高め合い、意図せずとも息をするだけで社会に貢献できる人間が育まれていく。あまりに合理的なシステムです。考えた人間はすげぇや。科挙最高!!!!!!
そのような終わっとる場であるFラン私大に来てしまった皆様は、先ほど書きましたように終わりの"わ"のあたりまで足が浸かり壊死していますので、早めにご自身でトリアージなされた方がよいでしょう。
トリアージとはすなわち
「これまで通りなぁなぁで生きて大卒の称号だけは貰い、まぁここでいいか的な会社に就職するカテゴリー0」か
「社会的動物の本能に抗い1人孤独に勉学に励むカテゴリーⅠ」
のどちらかの道です。Fラン私大に来た時点でカテゴリーⅡもしくはカテゴリーIIIと判断することは不可能なので諦めましょう。
実際、居るには居るのです。そういう人間が、Fラン私大にも。
なぜお前はこんな所に来てしまったのか、と思わずにはいられないほど物覚えがよく真面目な人間が。当然極々小数ですが。
そのようなつらい道を選んだ人間たちは、僕の知る限りではありますが、結構いい職に就いているものです。あくまで僕の基準で中での"いい職"ですが。いいよねJR東日本…
書くの面倒くさくなってきたな。そういうところの積み重ねだぞ、と。めんどくさくなったらすぐ投げ出す。お前はいつもそうだ。そんなんだからFラン私文に行くんだ。誰もお前を愛さない。いや俺は親に愛されてるが????????
やる気無くなったので最後にまとめて終わります。
・Fラン私大の環境は勉学の面でクソを煮詰めたような環境。くっさいのぉ!
・そのまま行けば皆様の先に待つ未来は生涯年収の平均に届くか届かないかくらいのまぁこんなもんかって職。積み上げてきたなぁなぁの結果がこれだ
・周りが勉強してない環境で勉強するのはつらい。が、そうしなければもはや這い上がれない。ほぼ詰みやね。がんばって欲しい。私は無理だった。
まぁ割とボロくそ書きましたが、そんな私もこの大学4年間を、人生の夏休みであったと認識はしております。楽しかったです、実に。
Fラン私大でも大学生活を送るだけなら非常に楽しく過ごすことができます。人間に求められる最低限のコミュニケーション能力があればですが。
おすすめの大学生の過ごし方ですが、CLANNADとゆずソフトの作品は人生のモチベ上がるのでいいですよ。
ゆずソフト最新作の「喫茶ステラと死神の蝶」なんて主人公が大学生ですので、大学3年当たりになって、大学生活というものへの解像度が上がってきてからプレイすると非常に良き体験になるものと思います。後生ですので買ってください。エロゲ業界は斜陽産業なので、助けて。
皆様のその手に、エロゲ業界の未来がかかっているのです。腐ったミカンたちよ、頼むからその膨大な時間を不意にしてエロゲを買ってくれ。勉学なんてするな。エロゲをやるんだ。あとCLANNADを見て泣くんだ
以上
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