シオツマ

ディズニー・スピルバーグ・藤子F不二雄先生・手塚治虫先生を尊敬する人に悪い人はいません。ダメなパパが娘に読ませるため書いた ”おはなし” なのに「あーあ」な情けない結果に…。せめて、ひそやかにすみっこに置かせてください。

シオツマ

ディズニー・スピルバーグ・藤子F不二雄先生・手塚治虫先生を尊敬する人に悪い人はいません。ダメなパパが娘に読ませるため書いた ”おはなし” なのに「あーあ」な情けない結果に…。せめて、ひそやかにすみっこに置かせてください。

マガジン

  • とりあげてくださったnoteさん

    noteでとりあげてくださった記事です。あとでニヤニヤ読み返します。

  • シオツマのねごと【エッセイ】

    つらつらすみません。

  • "COPY BOY" ぼくのクローンは小学生【まとめ】

    ワケあって、僕はクローンと暮らしている。小学2年生。8歳の子どもだ。 顔は、幼い頃の僕と全く同じ。ホクロもすべて同じ位置にある。 生意気にも同じ相手に恋をする。ジャンケンすると決着がつかない。 なんで、こんなことになったのか。よかったら、そのワケを聞いてほしい。

最近の記事

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中2の娘に手づくりの"おはなし"をあげてみたらこうなった…

「パパ、”おはなし”きかせて。」 幼いころは、枕元でねだった娘。 中2になり、ずいぶん難しい本を読んでいるのを見て、 「へぇー、大きくなったな」 と、その成長に嬉しくなったり、なぜかちょっぴり寂しくなったり…。 よし、じゃあ「”おはなし”を書いてビックリさせよう」 と生まれて初めて ”おはなし” を執筆。 書きはじめてみたら大変。ヘタクソだし、根気はないし。 電車でスマホをポチポチポチの毎日。 でも、なぜか途中から「何のために書き始めたんだっけ?」と目的を忘れてしまうほ

    • パパ、透明人間はじめました。

      ボクは家族に見えないらしい。 それに気がついたのは、ここ数年。 娘が中学生になる頃からだ。 「ただいまぁ。」 しーん。 毎日、家に帰っても誰も気づかない。 目線も合わない。 泥棒ネズミのように、冷蔵庫をゴソゴソあさって、冷たい残り物を食べる。 「おやすみ。」 しーん。 きっと、明日の朝、なぜか減っている食料に家族は驚くのだ。 「ボク、透明人間になった?」 確かめようと、コンビニで商品を持って出口付近をウロウロしたら、 レジの人と目が合った。 「温めますか?

      • 【感謝⑪】とりあげていただきました。

        記事にとりあげていただきました!ありがとうございます!2つも。 連載した「COPY BOY」と、日々の単発記事「サザエさんの息子」。 とても優しく温かくご紹介してくださいました! ぱんだごろごろさん、本当にありがとうございます! ◆「COPY BOY」については、 もったいないお言葉…こちらの方が泣けてしまいます。 見つけた時は、えっ?となって、ビックリして、ドキドキして、感激して、嬉しくなって、ほわほわしました。 最終話から半年以上経過するにもかかわらず、身に余る光栄で

        • 弁当の甘いヤツに醤油かけてしまうとです。

          シオツマです。 いつも幕ノ内弁当に入っている 甘いヤツに醤油をかけてしまうとです。 シオツマです。 両手に持ってるゴミじゃない方を 捨ててしまうとです。 シオツマです。 アーティスト名と曲名、 どっちかわからないことがあります。 シオツマです。 コンビニおにぎり、 毎回上手く開けられないとです。 シオツマです。 パソコン画面の矢印が動かないなと思ったら、 隣の人のマウスを使っていたとです。 シオツマです。 家に帰ったら、リビングで娘たちが「ルンちゃん買っ

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        • シオツマのねごと【エッセイ】
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        • "COPY BOY" ぼくのクローンは小学生【まとめ】
          36本

        記事

          サザエさんの息子

          「サイフを忘れて愉快な…」ことなんて、しょっちゅうだった。 ボクの母ちゃんは、 ちらし寿司を作って桶ごと冷ましていたら、 玄関でピンポンと鳴って「はーい」と足をつっこんだ。 テレビの視聴者プレゼントに応募しようと、 スーパーのチラシの裏に大事に応募先をメモっても、 必ずどこかへ失くした。 家に来客があったとき、 うっかり犬のご飯を作る鍋でお茶を沸かした。 あわてんぼで、おっちょこちょいだった。 また、いつもおどけた冗談を言って、家族を笑わせた。 「シオツマ、シオ

          サザエさんの息子

          ばい~ん おじさん

          「ばい~ん」です。 「アイーン」ではありません。念のため。 飛び乗った車内は、ガラーンとしていた。 年が明けたばかりの夜遅い時間だからか、 東京メトロの乗客はまばらに、ぽつん。ぽつん。 シートに深く沈めたボクの疲れた体には、真っ暗な窓外で鉄骨のレールと車輪が激しくぶつかり合う音がうるさかった。 だから、ボクは最初「その声」に気づかなかった。 「ばい~~~~~ん」 ああ、疲れた。今日こそ早く帰ろうと思ったのに。 「ばい~~~~~ん」 あそこで同僚に「シオツマさん

          ばい~ん おじさん

          【感謝⑩】とりあげていただきました。

          今回はたくさんご紹介させていただきます! ■記事にとりあげていただきました! ①野やぎさま!  ②グース@日日是好日さま! ③、④いずるんさま! (2022.01.04および2022.01.30追記です) ⑤りゆーすさま!(2022.04.03追記です) ありがとうございます!感激です!恐縮です!嬉しいです! さらにこちらは、 ■マガジンでとりあげてくださいました! ⑥よぴ【YOP】WEBで生きている人さま!  ⑦ねこよんこごころっこさま! ⑧中庸さま!  ⑨上達の探求(

          【感謝⑩】とりあげていただきました。

          サンタさんのミス

          困った。 まだ娘たちがサンタさんへの手紙を書かない。 これじゃ、何が欲しいか分からないじゃないの。 いつもギリギリでサンタさんを困らせているのに。 シオツマ家の子どもたちはクリスマスが近づくと、小さなクローゼット台の上に欲しい物を書いた手紙を置いておく。イヴの夜には焼いたクッキーとミルクも用意。 すると、クリスマスの朝には枕元にプレゼントがある。 台には、少し飲み残したミルクと、かじられたクッキーが残されて。 パパはひとり焦る。 街はクリスマスイルミネーションに彩ら

          サンタさんのミス

          "COPY BOY" ぼくのクローンは小学生【おはなし】

          【★おはなし本文の前に…】 ダメなパパが娘のために書いた”おはなし”。 どんな”おはなし”かを、 noteやtwitterの皆様が温かく紹介して、 なぐさめてくださっています。 ありがとうございます。 そもそも”COPY BOY”というおはなしは、 ダメなパパが思春期の娘をビックリさせようと書いてみたら、 「あーあ」と情けない結果になってしまったモノです。 ↓↓↓ こーんな風に… 【★おはなし本文です】本文のみをまとめました。全33話。 読みやすい挿絵画像ありのオリ

          "COPY BOY" ぼくのクローンは小学生【おはなし】

          【感謝⑨】とりあげていただきました。

          記事にとりあげていただきました! 楽しくて斬新な企画でご紹介してくださいました! 南口綾瀬さん、ありがとうございます! 『お気に入りの小説、芸能人だったら』と、 noteの皆さんの小説の登場人物が、南口綾瀬さんの脳内で誰に変換されているか?芸能人に例えると誰なのか?について述べられています。noteならではのユニークな試みですね! 『COPY BOY』の主人公、汐妻ユタカを⇒山崎樹範さん。 …なるほど!と納得してしまいました。 おはなしの中では、主人公の見た目の描写はあま

          【感謝⑨】とりあげていただきました。

          メガネに負けた日

          テレビニュースを見て驚いた。 「遠藤周作で詐欺」 思わず二度見。 「え?遠藤周作でサギ?あの小説家の?」 どういう事件なん!? 電話で『オレオレ、遠藤周作だけど』とお年寄りをダマした? んなワケない…? 頭が混乱しつつ、よーく見てみると、 「遠隔操作で詐欺」 なーんだ。 パソコンで誰かを「遠隔操作」して何かをしたサギだった。 「遠藤周作」と 「遠隔操作」‥‥。 数年前、やたらと見間違いが多くなり始めた時期があった。 「ヘビーローテーション」と書いてあるボトル。

          メガネに負けた日

          誕生日には焼そばU.F.O.を

          ボクの家は雨もりがした。 子どもの頃の話だけど。 大雨が降ると、ぽっちゃん、ぽっちゃん。雫が天井から落ちてくるので、鍋やドンブリをかき集め部屋中たくさん並べた。 中に新聞紙を突っ込み水を吸い取らせ、外に跳ねないように工夫するハイテクシステムも考案した。真っ暗な部屋で寝ていると、トントトトントン、音がPOPで、まるで陽気なラテン音楽のようで気分がアガった。 また、 ボクの家には牛肉がなかった。 「カレーライス」は「豚肉」しか知らなかった。 CMのカレーには四角い肉が入っ

          誕生日には焼そばU.F.O.を

          【感謝⑧】とりあげていただきました。

          Twitterでとりあげていただきました!つぶやいていただきました~! めちゃくちゃ嬉しいです! strawberrymoonさん、ありがとうございます!勇気を頂きました!! Twitterを見ていたら、偶然見つけてビックリと嬉しすぎで小躍りしました! 『あれ?目から水が…。』最高のお言葉です!!嬉しすぎです! 最終回まではるばるお付き合いいただいて、strawberrymoonさん、本当に本当にありがとうございました! ◆ 「strawberrymoonさん」はnot

          【感謝⑧】とりあげていただきました。

          【感謝⑦】とりあげていただきました。

          記事にとりあげていただきました! 優しさにあふれた温かい語り口でご紹介してくださいました! メンタリスト彩-sai-さん、ありがとうございます! なんと2回も読んでいただけたなんて… ありがたすぎて僕の方こそ泣いてしまいそうです…。 僕の敬愛する藤子F不二雄先生の絵のタッチを例えにご説明されたり、読み手の受け取り方の多様さを推察されたりと、「なるほどぉ…」とうなってしまう、さすがな書評でした。 とても深い洞察と温かい眼差しで、僕のおはなしを優しさで包んでいただいて本当に

          【感謝⑦】とりあげていただきました。

          "COPY BOY" ぼくのクローンは小学生【全文まとめ】

          ■第1話 はじめに ワケあって、 僕はクローンと暮らしている。 そいつは「チビ」。小学2年生。8歳のまだ子どもだ。 顔は、幼い頃の僕と全く同じ。姿も同じ。ホクロもすべて同じ位置にある。 21歳大学生の僕と、好きな食べ物も同じ、爪をかむクセも同じ。 生意気にも、同じ相手に恋をする。 僕たちは、とっさの言葉や行動が同時にシンクロすることがある。テレビの双子タレントみたいに。 ジャンケンするとなかなか決着がつかないことも。 この世にクローンがいる。 …なんて、もちろん信じて

          "COPY BOY" ぼくのクローンは小学生【全文まとめ】

          【皆さまへ】”COPY BOY” 御礼&あとがきにかえて…

          ◆【本当にありがとうございました。】 『”COPY BOY” ぼくのクローンは小学生』全34話。なんとか最終話までたどり着くことができました。シオツマの拙いおはなしにお付き合いいただきまして、本当にありがとうございました。 数行でも、チラ見でもしていただけた方すべてに心から感謝いたします。ましてやもしも全話読んでくださった方がいらっしゃったなら、震えるほど泣いちゃいそうです。これ、本当なんです。 なにせ、誰にも読まれず捨てられていく運命だったおはなしです

          【皆さまへ】”COPY BOY” 御礼&あとがきにかえて…