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日記 10月前半分 ※10/22更新

 皆様、ご機嫌よう。
今まで第●週、というくくりで分けて掲載してきた日記だが、紙面で書いたものがたまり、ネットでの編集・公開が追いつかないため、暫くは月毎、前半後半とわけたりして掲載させていただく。ついでに順不同で、いきなり6月分を載せたりするかもしれない。ごちゃ混ぜの季節感を楽しんでいただければ嬉しい。

⚠️注意書き:
秋という季節の変わり目柄、また先日記した通り、現在メンタル的な部分でだいぶ波があるため、話題や表現によっては、不快感や読みたくない方もいるだろう(人生や死、自死についての考察、ネガティブな内容や表現も書くことになるだろう)。
そういった時は、読まずに閉じていただければと思う。

10月17日(木) 「2日目の懺悔」

会社にいけなかった。

10月18日(金)「おかしくなる」

もう耐えられない。
もう耐えられない。
もう耐えられない。
もう耐えられない。
もう耐えられない。
頭がおかしくなってなりそうだ。
自分がおかしくなっているのか、
世界がおかしいのか、
きっと前者でもあり後者だ。
残りの薬の数を数えて眠る日々。
寝てる間に心蔵が止まったらどうしよう。
歩いているうちに頭の血管が切れたらどうしよう。
今迄よりずっと、死が近くにいる気がする。

10月19日(土)「楽しい」

久々に家族で出かけた。
楽しかった。
本当に、楽しかった。

10月20日(日)「死への恐怖は永遠にわたしを蝕む」

今日は朝から快晴で、寒い。

変な意味じゃないんだけど、
(わたくしは影響されやすいので、今読んでる本に影響されてないと100%はいえない)、
洗濯物取り込む時に、うちのベランダってどんくらい高いのか今日初めて見た。
壁が高いからわたくしの身長じゃ、あんまり見えなかったけど、二階からの景色でもだいぶ高さがあるように見えて、無茶苦茶怖かった。

こんなの13階とかから飛び降りする人て、どれだけ怖いんだろう、と思った。

死って怖すぎるよね。
自発的に死にたいと思ったことはないけれど、
自殺した人がどう考えたかはよく考える。
わたくしのおじいちゃんって自殺だったらしいんだけど、どんなこと考えたんだろうってたまに考える。
怖かったのかな。
わかんないけどさ。

でもなんか日々、父親の白くなった髪の毛や、
母親の何かにつまづいて転びそうになったところとか、おばあちゃんの耳が遠くなったのを見て、
本当に怖くなる。
人間はいつかこの先で死んじゃうんだって思ったら怖い。
自分もいつか死ぬんだ。
怖い。
わたくしは死、そのものへの漠然とした恐怖を
幼少期から感じ続け、今も感じている。
嫌だ〜、と思ってたまに叫び出したくなる。

こんなことは考えたくなくて、
でもそう考えて自分の意思で死を選んだの中にはいるのかな※、とか、人生つらいまま死んじゃうのかなとか、きっとこんなに考えちゃうのは、寒くなってきたからだ、とか病気だからだ、とか思うけど、
日々、頭がおかしくなりそうなのだ。

※わたくしは本人には本人にしか理解できない痛みがあって、理由があって、だから選択の理由を他人が推測したり、本人以外の口から語ることはできないし、すべきではない、と思っている。
しかし、もしかしたら、そういう人もいたのかもしれない、と不特定多数に対する想像は出来ると思う。そして今、そういう想像をしがちである。

10月21日(月)「恐怖の月曜日」


会社に行けた。
行けたら何かが変わるかも、と思った。
何も変わらなかった。
今週頑張れば、土曜日には病院だ。
だが、頑張れるかわからない。
また休んでしまうかもしれない。
そうなったら自分はどうなってしまうんだろう。
全てが恐ろしくてたまらない。

10月22日(火) 「金魚の鱗」

※自傷のお話が含まれます※

 最近体に金魚の鱗が出来はじめた。
赤い小さな鱗である。
少し曲がった、三日月よりはまろやかな、
小さな鱗が散らばっている。
それは手のひらや内側、柔らかいところでは
より赤く赤くなる。 
鱗は、不安や恐怖を感じると生えてくる。
わたくし、いつか、金魚になっちゃうのかしら。

 わたくしはもともと、爪噛み癖があった。
幼少期からである。
ネイルができないような小さい小さい爪で、
コンプレックスであった。
なんでもないふりをしていたが、
きらきらつるつるした真珠の貝の裏側のような
美しいネイル(が出来る爪)を羨ましく思っていた。
最近それが、やっと改善され(というよりは、仕事上爪を噛んでいられないので)、憧れのネイルまであと一歩、というところまで、復活しつつある。
喜ばしい限りだ。
どんなネイルにしようかしら、
詳しい友達に聞いてみよう、とウキウキである。

 ところで金魚というとやはり、室生犀星の「蜜のあわれ」が思いだされる(こんなことで思い出されるのは犀星も金魚も不名誉だと思うが)。
もしくは「八本脚の蝶」にて、筆者が編集者の渡邉一考さんが「金魚は一言で言えばデカダンス」と言っていた、と書いた話(2001/07/12 日記より)を思い出す(こちらも同じく不名誉だとは思うが)。

 金魚のひらひらと舞う尾鰭や、真黒な瞳、ぷくぷくと吐き出される泡、ちらちらと輝く鱗、妖しく可憐で素敵である。
わたくしも、綺麗な水の水槽の中で
飼われてみたいものだ。
毎日餌がもらえて、
ふよふよと自由気ままに泳いでいられる。
いいなあ。
わたくしは中学校の頃、水泳部員だったので
泳ぎは得意なのだ(他はからっきし。)。
きっといい金魚になれるよ。

 3回吐いた。
唇を噛んだら血が出た。
早退してメンクリと内科へ行く。
頓服薬から内服薬に、薬の種類が増えた。

アートアクアリウム展より①
アートアクアリウム展より②
アートアクアリウム展より③




以上。

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