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グスタフ・クリムト / メトロポリタン美術館
夫婦の価値観の相違について
今日は珍しく夫と本屋さんに出かけた。
あらゆるジャンルの本を眺めてみようということで。
趣味のジャンルで、家に大きな映画館を作っている人たちの
特集をやっていた。
広いお部屋に大きなスクリーンと大きなリクライニングチェア。
最高じゃないか!毎日家で映画館のように映画を見れるなんて。
私は「どれもこれもステキだな~!」と感動したのだけど、
かたや夫は「こういうの見てるとイライラする」と。
「え?嫉妬?ジェラシーなの?」と尋ねたら、
「○○県、○○県、○○県、はい。田舎で頑張ってる感じね」と。
すごいでしょ、私の夫の物の言い方。
本当にこんな感じなんです。このまんま言ってました。
イライラするのはあなたの言い方よー--!!!
私は「場所なんて関係ないよ」と答えるしかできなかったけど、
もう唖然です。
こういう見下した言い方しかできないの、悲しいよ。
夫は自分以外のすべてを見下してる。
それが井の中の蛙だと自覚してるのかしてないのかわからないけど、
狭い視野の中で、自分が一番だと自負していて、自分以外の人間は
くだらない存在だと本気で思ってる。
もちろん、私のことも見下している。
こういう人と毎日生活しているとつらくなってくるよ。
私の価値は私が決めるんだけど、夫のさりげない言葉に
傷ついてしまうことがよくある。
夫婦の価値観の相違という言葉はよく耳にするけど、
私は夫と同じ価値観を持ちたいとは思わない。
すべての人は素晴らしく、すべての趣味に意味はある。
何も知らない誰かに「くだらない」なんて言われる筋合いはない。
置かれた場所に咲く花を否定することなんて、誰にもできない。
隣にいる夫にたびたび傷つけられても、私は私を大事にしていきたい。